いつもの食材で薬膳を!作り置きや時短にもなる、からだ思いのレシピ4選

ライター:発達ナビ編集部
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養命酒製造株式会社
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食事は毎日のこと。献立を考えるのもなかなか大変ですよね。そんなとき、薬膳の考え方が使えるかもしれません。食材がもつ効能を知り、季節や体質に合わせて食材の組み合わせを考える薬膳。市販のお惣菜も組み合わせを意識すれば薬膳になります。

家族の忙しい毎日を、薬膳の力で乗り切るために。

6月から「養命酒製造」の方々と、身近に、無理なくハーブを楽しめる暮らしのアイデアを、不定期に全4回でお届けしている本連載。
最終回となる今回のテーマは、「薬膳」です。

薬膳とは、東洋医学をベースに食材がもつ効能を知って、季節や体質に合わせた食材を組み合わせる食事です。特別なものを使うわけではなく、ふだんの食材をどう組み合わせて食べるかを意識するもの(詳しくは下記のボタンから遷移するページをご覧ください)。手間がかかりそう…高い食材を使いそう…と思われがちですが、実は、時短メニューもあるんです。家族みんなで食べられる薬膳レシピをご紹介します。
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メインやサラダ・麺のトッピングなどアレンジ無数「しっとり薬膳チキン」

鶏むね肉が気を補い、生姜とねぎが巡りを促す一品です 。密閉袋で調理するのでパサつかずしっとりした食感に仕上がります。作り置きができるので、忙しいときにもピッタリ。ソースなどを添えて、そのままメインにする他に、サンドイッチの具や、ほぐしてサラダや和え物にできるので、レシピに幅が出るのも嬉しいですね。
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アレンジレシピ「薬膳チキンのマリネソース添え」
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【材料:2人分(冷蔵庫で3〜4日、冷凍庫で2~3週間保存可能/全量406kcal/塩分3.2g)】
・鶏むね肉.............................1枚(約230g)
・酒.......................................大さじ2
・塩.......................................小さじ1/2
<A>
・おろし生姜..........................小さじ1
・ねぎ(緑の部分、2〜3等分に切る)...7〜8cm

【作り方】
①鶏むね肉は表面を流水で洗い水気を拭き取る。ボウルに入れて酒大さじ1、塩を振り、よくなじませる。
②熱湯ボイル可能な保存袋に①と残りの酒、<A>を入れて密封し、沸騰した湯に入れ7〜8分ゆでて火を止め、そのまま室温まで冷ます。袋のままタッパーに入れて保存。
-----薬膳チキンを使ったアレンジレシピ-------

『薬膳チキンのマリネソース添え』
消耗した気を補ってくれる鶏むね肉を、食物繊維が豊富なきのこたっぷりのマリネソースで。血糖値ケアにも嬉しい組み合わせです。

【材料:2人分】
・薬膳チキン ................ 1枚分
・干し椎茸のだしマリネ(※1)........おたま2杯強
・ブロッコリー(付け合わせ)...... 100g

【作り方】
①薬膳チキンは保存袋から出して食べやすい大きさにそぎ切りし、器に盛る。
②保存袋に残った汁は干し椎茸のだしマリネと混ぜ、弱めの中火で温めて薬膳チキンにかけ、ゆでたブロッコリーを添える。

※1 『干し椎茸のだしマリネ』
【材料:8食分】
・干し椎茸..................10g
・マッシュルーム ..... 200g
・エリンギ、マイタケ ......各100g
・玉ねぎ(炒め用)...... 1個
・紫玉ねぎ(生で使用)...... 1個
・オリーブ油......大さじ2〜3
[マリネ液]
・酢、黒酢......各50ml(黒酢を加えることでコクが出るが、酢100mlでもOK)
・白ワイン......100ml
・水............100ml
・煮干し............10本
・こんぶ............10cm分
・干しぶどう............大さじ1〜2(はちみつでも代用可)
・とうがらし(好みで)............1〜2本
【作り方】
①干し椎茸は水で戻して軸を切り取り、他のきのこ類は食べやすい大きさに切る。玉ねぎは薄切り、紫玉ねぎは1cm幅に切る。
②フライパンにオリーブ油を入れて温め、玉ねぎが透明になるまで炒めてから、きのこも加えて炒める。
③鍋にマリネ液の材料を入れて煮立たせ、1分ほど弱火で煮てから熱いうちに2にかけ、紫玉ねぎも加えてよく混ぜる。清潔な容器に入れて冷めるまで置く。

ルーを使わない「タラと野菜のグルテンフリー和風シチュー」

水分代謝をコントロールする五臓「腎」と、エネルギーを蓄える五臓「脾」の働きを助ける。タラと長いも、抗酸化作用があり免疫を高めるブロッコリーと人参を、隠し味のこっくりとした甘めの味噌でいただきます。マイルドな風味で、ルーを使わないから胃にも優しく、ポカポカと体が温まる和風ミルクシチューです。
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【材料:3人分(1人分169kcal/塩分1.7g)】
・タラ................ 2切れ
・酒....................大さじ3
・塩....................少々
・ブロッコリー...1/3株
・人参.................1/2本
・長いも.............90g
・昆布だし......... 600~800ml
・西京味噌.......大さじ1と1/2
・田舎味噌........大さじ1/2
・牛乳................100ml
・バター.............10g

【作り方】
①タラは流水で洗って水気を拭き取り、2~3cmのそぎ切りにする。バットに入れて酒大さじ2と塩を振り、5分以上置く。ブロッコリーは食べやすい大きさに切る。
②人参と長いもは乱切りにし、長いもは酢水に浸してアクを抜く。
③鍋に昆布だしと②と残りの酒を入れて火にかける。柔らかくなったらタラを加え、火が通ったらブロッコリーも加えて煮る。
④味噌を溶き入れてから牛乳も加えてひと煮立ちし、バターを加えて火を止める。

人気のサバ缶を使った「サバ缶と梅の煮きりのさっぱり混ぜそうめん」

手軽に旬の魚の美味しさと栄養がいただける缶詰は忙しい毎日の強い味方です。気血を補うサバ、体を潤すごま、胃の働きを整える小麦(そうめん)など、缶詰を活用することで、手軽ながら体に嬉しい食材が一度にとれる一品。麺と一緒にきゅうりをいただくことで、塩分の排出を助け、見た目の彩りも豊かになります。食欲がない時にもおすすめです。
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【材料:2人分(1人分473kcal/塩分2.5g)】
・そうめん.................................... 3束
・きゅうり(千切り).................. 1本
・しそ(千切り)......................... 4枚
・梅の煮きり(※2)........... 100ml
<A>
・サバ水煮缶(汁気を切る)....... 1缶(150g)
・酒............................................... 大さじ1
・白すりごま................................. 大さじ1

【作り方】
①ボウルに<A>を入れて混ぜる。しそは水にさらしてアクを取り、ペーパータオルで水気を絞る。
②鍋にたっぷりの湯を沸かしてそうめんをゆでる。きゅうりも加えてひと混ぜしたら冷水にとり、麺をもんでコシを出す。
③器に②を盛りつけて①をのせ、冷えた梅の煮きりを回しかける。全体をよく混ぜてからいただく。

※2 江戸から続く万能調味料『梅の煮きり』
【材料:350ml分(冷蔵で1週間保存可能/全量20kcal/塩分8.4g)】
・梅干し(塩分8%の物を使用)......... 4個
※シンプルな味つけの物を選びましょう
・酒...................................................... 300ml
・こんぶ............................................... 10cm分
・かつおだし........................................ 100ml
・薄口しょうゆ.................................... 大さじ2

【作り方】
①小鍋にちぎった梅干しと種、こんぶ、酒を入れ、こんぶが広がったら中火にかける。
②沸騰したら弱火で3分煮て梅干しの種とこんぶを取り出し、かつおだしと薄口しょうゆを加えてひと煮立ちさせる。
梅の煮きり
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ご飯のおともにもおつまみにもなる「長ねぎの豆板醤和え」

あと一品ほしいときに役立つのが薬膳常備菜。冷蔵庫で5~6日保存できます。体を温め、巡りをよくする長ねぎと唐辛子がとれるピリ辛な一品です。
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【材料:10~15食分(全量250kcal/塩分3.7g)】
・長ねぎ..............................................2本
・豆板醤(またはコチュジャン)....小さじ1/2~1
・しょうゆ.........................................大さじ1強
・ごま油............................................大さじ1と1/2

【作り方】
①長ねぎは斜め薄切りにする。
②ボウルに豆板醤、しょうゆ、ごま油を入れてよく混ぜ、①を加えてさらによく混ぜる。

【アドバイス】
・冷蔵庫に入れて一晩置くと豆板醤の辛味が落ち着きます。
・焼いたししゃもを食べやすい大きさに切り、混ぜていただくのもおすすめです。
・ゆで豚、蒸し鶏などを加えたり、チーズとともにトーストや焼き餅のトッピングにしてアレンジできます。
・温める作用が強いので、のぼせやすい方は食べ過ぎないようにしてください。
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全4回の養命酒製造の方々との連載、いかがでしたでしょうか。少しでも暮らしに役立てば嬉しいです。
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※本記事内の情報は養命酒製造のwebページ「楽しむ・学ぶ」より参照しています。
◆◆◆連載◆◆◆
【第一回】小児科医が教える、頑張らずに”かわす”イヤイヤ期対策~ハーブの活用法~
https://h-navi.jp/column/article/35027333
【第二回】宿題もはかどる!?集中力もリラックスも香りでサポート!親子でうれしいハーブの活用法
https://h-navi.jp/column/article/35027445
【第三回】小児科医が教える、ハーブを活用した風邪対策とは?ハーブの持つ抗菌・抗炎症作用をいかした、薬だけに頼らないホームケア
https://h-navi.jp/column/article/35027445
※こちらの記事は、ハーブの品質や安全性について保証するものではなく、自己責任でのご使用をお願いいたします。
※妊娠中、授乳中の方や小さなお子さんがいらっしゃる方は特に、ハーブ購入の際には店員さんに正しい使い方を聞いて、但し書きをよく読んでからお飲みください。
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