イラストつきで関わり方のポイントがわかりやすい『保育園・幼稚園のちょっと気になる子』

保育園・幼稚園にいる『ちょっと気になる子』――みんなが過ごしやすくなるための「目で見て分かる支援」や「分かりやすい話し方」など、関わり方の工夫が解説されています。「こんなときどうすればいい?」の章では、園生活の中での外遊び、自由遊び、登園渋りなど、さまざま場面での"ちょっと気になる"行動が取り上げられており、保育者も保護者も子どもの行動について考えるヒントを得られそう。

たくさんの工夫、関わり方のポイントが詰まったこの本では、子どもの過ごす場所は成長とともに変わっていくことを踏まえて、園生活だけでなく就学後の生活の見通しについても触れられています。子どもが安心して過ごせるための丁寧な関わりをこの本を通して考えたいですね。
保育園・幼稚園のちょっと気になる子
中川信子 (著)
ぶどう社
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中川信子
ぶどう社
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子育て×科学!?『科学的に考える子育て エビデンスに基づく10の真実』

子育てに関する疑問に対して、科学的な視点から回答しているこの本、目次に並ぶ10の真実も『結局、「叱る」は大人の負け』『ほめるのはタダだが、技術が必要』『「学校は社会の縮図」ではない』など気になるものばかりです。

科学的なエビデンスのある内容が記載されているので、例えば「ほめる」という行動についても、どのようなほめ方が・なぜ良いのか・ほめることが持つ機能とは...など解説が非常に具体的で読んでいて納得感があります。"科学"というと難しいように感じますが、イラストも交えたシンプルで分かりやすい説明で、サクサク読み進めることができますよ。
科学的に考える子育て エビデンスに基づく10の真実
和久田 学 (著)
緑書房
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科学的に考える子育て エビデンスに基づく10の真実
和久田 学
緑書房
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苦しんだ子ども時代から、話せるようになったあとの苦労までーー『かんもくの声』

家では元気でよく話すのに、学校では話せない――そんな子ども時代を経て27歳になった著者は、インターネットで偶然『場面緘黙症』という言葉に出会い、「この悩みは世界で自分だけのものではなかった」と大きな衝撃を受けたそう。そこから場面緘黙症について調べ、同じ経験をしている人たちと出会い、人生を通して場面緘黙について考えていきます。

話せないことで苦しんでいた子ども時代だけではなく、話せるようになったあとの苦労についても書かれており、場面緘黙が「治る」とはどういうことかについても著者の考えが綴られています。話せる・話せないという表出している状態のみではなく、内面的な部分も含めて知ることができる書籍です。
かんもくの声
入江紗代 (著)
学苑社
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かんもくの声
入江紗代
学苑社
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大人の癇癪(かんしゃく)とは?発達障害との関連は?【専門家監修】のタイトル画像

大人の癇癪(かんしゃく)とは?発達障害との関連は?【専門家監修】

場面緘黙(選択性緘黙)の原因とは?子どもの緘黙はなぜ起こる?大人の場合は?について解説【医師監修】のタイトル画像

場面緘黙(選択性緘黙)の原因とは?子どもの緘黙はなぜ起こる?大人の場合は?について解説【医師監修】


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