「いつ分かったの?それって病気?」娘が知りたいことは何でも話す覚悟でも、「あの子も発達障害?」の質問には…【わが子に話した発達障害Vol.2】

2020/04/08 更新
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あることから「私って発達障害?」と聞いてきた娘。
聞いてきたときが、話す最良のタイミング。
思った以上にたくさんの質問に、圧倒されつつも、
私は、自分の持っているすべての、知識…語力…表現力を使って、
娘の発達障害について、説明しました。

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「私も、発達障害?」の質問に、私は…

音に反応し、体調が悪くなる娘のために、購入したイヤーマフ。

そこから娘は、「自分は、発達障害?」という疑問を持つことになりました。
「私って発達障害?」小3娘から突然の質問に動揺。いつか話すときのため決めていたことは...【わが子に話した発達障害Vol.1】のタイトル画像

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娘に「『発達障害』ってなに?私もそれ?」と聞かれた瞬間、私は動揺しました。
しかし、決めていたことをすぐに思い出し、笑顔で話し出しました。
「発達障害ってなに?私もそれ?」「私はいつそうなった?いつわかったの?」と母に質問する娘。
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娘は自分の経緯を知りたがり、いろんな質問をしてきました。発達障害のことを知りたがったときが、本人に話す最良のタイミング。
私は言葉を慎重に選びながら、娘に正直に話しました。
発達障害であることがわかるまでの経緯を娘に話す母。
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暗い雰囲気になってしまうのでは…?と心配していた私でしたが、娘らしい一言がとび出し、少し緊張がとけました。

思った以上に、難しい質問も…

娘は続けて、こんなことを聞きました。
「じゃあ特別支援学級にいる他の子も発達障害なの?」と母に尋ねる娘。
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これはとても難しい質問です。特別支援学級に通っているということは、何かしら苦手なことがあるということです。しかし、みんながみんな『発達障害』ではないかもしれませんし、障害名についての話をしたくない人もいるでしょう。

娘がその言葉をかけることによって不快に感じる保護者の方もいるでしょうし、まだその意味を知らない子どもたちがその言葉を覚えてしまい、わけもわからず使ってしまうことになるかもしれません。

それを娘にどう伝えるか…少し考えてから、私はこう話しました。
発達障害という言葉は使い方が難しい言葉であると娘に説明する母。
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私は、「『発達障害』という言葉は使い方が難しい」ということを娘にそのまま伝え、もう少し大きくなってからもう一度話すことを約束しました。

娘は思った以上に、一つひとつ真剣に聞いてくれました。

娘が気になったのは…

娘は、質問を続けました。
発達障害のことを「それ、病気なの?私は病気?」と母に質問する娘。
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私は、おそらく娘はこの質問をするだろうと思っていました。私が娘の立場なら、きっと気になるところだと思ったからです。

私は、娘に「病気じゃなくて、個性だよ」と話しました。
すると娘は…
発達障害は病気ではなく個性であると娘に説明する母。「私ってこれからどうなるの?」と尋ねる娘に対し、今まで通り周囲の人がサポートしてくれることも説明する。
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娘は、個性の話の後、自分が今後どうなるのかを聞いてきました。私は、何も変わらないと答えました。

そして、今、娘がたくさんの人に助けてもらっていること…
親である私たちも、娘のためにやれることはなんでもする…ということも話しました。

娘はそれを聞くと、笑顔で「わかった」と答えてくれました。

話し終えた途端、こみ上げる不安…そして、夫に報告。

娘に発達障害のことを話した私でしたが、冷静を装っていても、内心、心臓はドキドキしていました。

ちゃんと言わなきゃ、笑顔で…悪い印象を与えないように…正直に…いろんなことに気を付けながら、言葉一つひとつに気を配り、話しました。しかし、話した後は不安が一気に襲ってきました。

その日の夜…私は夫に、娘に『発達障害』について聞かれたこと、娘にどういう風に説明したか…を話しました。
娘に発達障害について聞かれ、話したことを夫に報告する。「いい説明だと思うよ」と言う夫。
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ちゃんと言えたか、表情は暗くなかったか、余計なことを言わなかったか、説明はあれでよかったか、不安を与えなかったか…振り返れば不安ばかり。

そんな私に、夫は優しく声をかけてくれました。

助けてくれる先生方との、情報の共有。

その後私は、特別支援学級、放課後等デイサービスの両先生と情報を共有するため、すぐに手紙を書きました。私がどういう風に娘に説明したかや、もし娘から聞かれたときは隠さず話してほしいということを書きました。

後日、放課後等デイサービスの先生に聞いた話によると、娘は発達障害についてかかれた漫画を持って、先生のところにやって来て…
放課後等デイサービスにて発達障害についてかかれた漫画を手に、「私ってこの発達障害なんだって」と先生に伝える娘あーさん。
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一言、言って去っていったそうです。

放課後等デイサービスの先生は、
「今まで私が担当した子の中で、『自分が発達障害』と言ってきたのは、あーさんだけでした。私も、みんなはどういう風に認識しているのか…認識していないのか…親御さんが話しているのか…気になってきました。」
と言いました。
放課後等デイサービスの先生と話す母。「あーさんは自分のことをちゃんと知ろうとしていてすごいですね」と先生は母に話す。
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娘が『発達障害』をどう捉えたか、まだわからない状態ではありましたが、娘は今まさに一歩踏み出したのです。私が教えたわけではなく、自分で気がついた娘を誇りに感じたのでした。

ここから娘は娘なりに、この『発達障害』を自分の中で考え始めます。

続く…
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