夫は息子の発達障害をどのように受け容れたのか

趣味と仕事の本以外は読まない夫
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発達障害への知識が深まったわけではないけれど

“息子は発達障害の可能性が高いらしい”と知った後も、夫は発達障害についての知識を積極的に得ようとすることはありませんでした。それはASDとADHDの診断を受けた今も変わることはありません。

本やウェブサイトを少し紹介したことはありましたが、いつもパラパラッと見ては興味がわかずに終わるようなので、「無理強いすることもないか」と思い近頃はこちらから特に何かを勧めることはしていません。

改めて考えてみれば、診断を受ける前から育児書などを読む人ではなかったのだから、診断を受けたからといって急に「本などを読んで勉強しよう!」とはならないのも当たり前のことなのかもしれません。

“コウのことを知る”ということ

そんな夫ですが、息子に全く関心や関わりがないかといえばそんなことはありません。公園やプールに連れて行ったりと一緒にお出かけもしますし、将棋を指したりして遊ぶこともあります。

それだけでなく、前述のような“療育的な関わり”で挨拶を教えてくれたのも他ならぬ夫でした。痛いところを押さえて「痛い」と言うことも夫が教えてくれたおかげで、私はとても助かりました。

そんな夫とコウの関わりを見ていると、「本やウェブサイトを読まなくても、夫はコウそのものから知識を得ているのだな」と感じます。それが夫にとって丁度良い、「発達障害のある息子」との関わり方なのかもしれません。

執筆/丸山さとこ
少しずつ”会話のパターン”を増やしていこう!
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監修コメント 井上雅彦先生(公認心理師)

子どもの障害について夫婦が同じように理解して対応するというのは意外に難しいものだと思います。しかし、お互いの役割分担もあり、それぞれが少し違うやり方でも子どもの特性にあった関わり方であれば大丈夫なのだと思います。
どちらのやり方が正しいというのではなく、関わり方の違いによって新たな側面や可能性が見えることもあるでしょう。
子どもの特性の分かりやすいところから共有していくことや相談機関や専門家な話を一緒に聞くという機会が増えてくると共感できる部分も増えていくのではないでしょうか。(監修:公認心理師 井上雅彦先生)
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3歳児検診で初めて言われた「発達障害かも」――不安や抵抗を感じる余裕もなく...7年経った今、息子について思うこと【障害受容 前編】

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