「発達障害なのは私だけ?」繰り返し聞く小3娘、その心境は――母は「障害」という言葉に葛藤を感じて...【わが子に話した発達障害Vol.3】

2020/04/22 更新
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自分の発達障害について、知った娘。娘が発達障害を自分で受け入れようとしている中、私は発達障害についての説明の中に出てくる矛盾と葛藤していました。

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発達障害のことを話してから1週間...何度も聞かれる同じ質問。

娘に発達障害のことを話してから、1週間。
「いつ分かったの?それって病気?」娘が知りたいことは何でも話す覚悟でも、「あの子も発達障害?」の質問には…【わが子に話した発達障害Vol.2】のタイトル画像

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それまで娘から『発達障害』について聞かれることは、全くなかったのですが…1週間を過ぎたころから、娘は3日に1回ぐらいのペースで私に「発達障害って…この家で私だけ?」と聞くようになりました。

その度に私は同じ説明をしました。
「発達障害ってこの家で私だけ?」と娘から聞かれた母は、「病院の先生に言われたのはあーさんだけだよ」と答える。回答をきいた娘は立ち去っていく。
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娘は毎回、私の話を聞いたあとはそのまま去って行きます。私は、その表情から娘の気持ちを読み取ってあげることができず、ただ聞いているだけなのか、それとも何か不安を抱えているのかわかりませんでした。

娘は『発達障害』をどう思った?

このやり取りが何度か続いたため、私は娘が何を思って聞いているのか知りたいと思いました。

そこで娘に聞いてみることにしました。
「発達障害について何度も聞くのには理由がある?」と母は娘あーさんに尋ねる。あーさんは「ちょっとだけ心配」と答え、それに対し母は苦手なことはサポートするから大丈夫と話す。
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娘は、『発達障害』があることが「心配」と感じていました。

私が思った以上に、娘は表面上だけではなく、深いところまで考え始めていました。

困ったのは『障害』という言葉。

今回、娘に説明をしていて私が一番困ったのは…
発達障害のことを「それぞれ違う個性、性格」と娘が話すと、「そう言われるとなんか違う気がする」と思う母。
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なぜこれが『障害』という言葉なのか、ということ。『障害』という言葉は、子どもにはとても説明しにくいのです。

「発達障害」ではない別の言葉ならよかったと、この時ほど感じたことはありませんでした。
(発達障害ではなく、個性強め型とか、〇〇タイプとか、「障害」がつかない呼び名にしてほしいと思いました。)

恥じるべきことではないのに、人に使ってはいけないという矛盾を上手く説明できない葛藤もありました。
娘には発達障害を「個性や性格」と説明したが、他の人には使わないようにとも説明したことについて、矛盾を感じる母。
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最初の説明は、きっとその後の価値観の土台になっていく…。

自分の言葉一つひとつの重みを認識するたび、その大きな責任感に身が引き締まる思いでした。

受け入れるまで、寄り添う。

その後も間隔は少しずつ開いてきていますが、娘は定期的に「発達障害って…この家で私だけ?」という質問をします。
定期的に「発達障害ってこの家で私だけだよね?」と母に尋ねる娘あーさん。苦手なことがたくさんあることを心配する娘に対し、「得意もいっぱいあるじゃん!」と話す母。
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その度に、こんな会話をします。

ただ、心配なことばかりではなく…
「発達障害だから放課後等デイサービスに行けてラッキー」と前向きに話す娘あーさんを見守る母。
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こんな前向きな会話も、たくさんあります。

娘は、『発達障害』を知ったばかり。何度も質問するのは、まだ受け入れることができていないということなのでしょう。

私だって何年もかかったのです。
娘もゆっくり受け入れてくれればいいと思って、聞かれる度に何度も答えています。
「私って発達障害?」小3娘から突然の質問に動揺。いつか話すときのため決めていたことは...【わが子に話した発達障害Vol.1】のタイトル画像

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