あの頃不登校だった自分へ。今ぼくはゲーム大賞U-18のファイナリストになり、得意と居場所を見つけて夢を叶え始めています――LITALICOワンダー無料体験受付中!

2020/07/31 更新
あの頃不登校だった自分へ。今ぼくはゲーム大賞U-18のファイナリストになり、得意と居場所を見つけて夢を叶え始めています――LITALICOワンダー無料体験受付中!のタイトル画像

「好き」を諦めずに追求していくことで、彼の世界は大きく広がっていきました。これは不登校だった少年がゲーム製作を通して、自分の居場所を見つけるまでのお話です。

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今から少し前のこと。不登校だった一人の中学生がいました。

彼は学校に通わない日々の中で、特にやることも見つからず、夢中になれる何かを探していました。そんな中学1年生の夏、LITALICOワンダーというプログラミングの教室に出合ったことで、人生が大きく変わっていきます。

プログラミング未経験から始めた彼は、今では「Unityインターハイ2019ブロンズアワード」「日本ゲーム大賞2019 U18部門の決勝大会ファイナリスト」という、輝かしい成果を残すまでに成長を遂げました。

彼の名前は、水上さん。
LITALICOワンダーの卒業生で、今は専門分野を学ぶ学校に通われている彼の、ものづくりへの想いを伺いました。そこにはきっと、不登校のお子さんやおうちの方の力になる、メッセージがあるはずです。
T.Mさん
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教室ではじめてプログラミングに触れた、彼の才能が花開くまで。

「誰よりも自分が心から楽しめるゲームをつくるという想いは、当時も今も変わらないんです」

彼はLITALICOワンダーで初めて、プログラミングに触れます。初心者でも扱いやすい「Scratch」というソフトでのゲームづくりは、今までに感じたことのない学びや発見に溢れていました。やりたいことが見つからなかったという彼は、この場所でゲームを通したものづくりにのめり込んでいきます。

学校には行けなかった彼が、何故この教室には通うことができたのでしょうか。それは、ゲームやロボットという「好き」の共通点を持つ友達や先生がいてくれて、自分の場所と感じることができたから。その感覚は、通っていた学校では得られなかったものでした。

最初はカリキュラムに沿って学ぶ中で、自然と心の中に自分のつくりたいゲームの輪郭が浮かんできました。それでもこのときのゲームづくりは、自分視点での楽しさを追求するだけのものだったそうです。

「それで1年かけてつくったシューティングゲームは、今の自分から見ても頑張った作品だなと思います」
ゲーム画面
中学1年生でつくったシューティングゲーム
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宇宙を舞台にしたこのゲームは、全部で20分という力作。このゲームは「Scratch」のオンラインコミュニティでも大きな評判を呼び、海外の方からも認められる存在となります。

そこでついた彼の呼び名が、「弾幕(シューティングゲーム)の神」。

ワンダーの教室でも神と呼ばれるようになり、後輩にも慕われていました。ゲームづくりを通して、誰かに認められることが大きな自信に繋がっていきます。自分だけのものだったゲームづくりに、少しずつですが変化が表れてきたのがこのころです。
教室内撮影
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「自分だけじゃなく誰かに喜んでもらえるゲームを意識するようになって」

その大きな転機になったのはワンダーメイクフェスだと言います。ワンダーメイクフェスとは、自分の作品を発表したり、プロのコメントをもらったりすることができる、来場者1万人超のフェスのこと。毎年多くのLITALICOワンダーの生徒が参加します。
ワンダーメイクフェス
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「さすがに最初のプレゼンは緊張しました」

この日のためにつくってきたゲームを、大勢の前で発表します。教室の友達や先生、たくさんの人の顔も見えました。ドキドキしている身体を奮い立たせ、想いの詰まったゲームを堂々とプレゼン。そんな彼の姿を、みんなが嬉しそうに楽しそうに見ていました。ステージから降りると、今までに無かった大きな達成感が胸の中にあることに気づきます。

「誰かに作品を見てもらうことの嬉しさに気づけたことが、今も原動力になってますね」

自分の作品をたくさんの人に見てもらって、楽しんでもらうこと。その喜びを感じることができた原体験。それからは継続的にフェスにも参加するようになり、彼のゲームづくりがたくさんの人の心を動かしていきました。
T.Mさん
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これらの経験を通して自信が持てた彼は、中学校を卒業すると専門学校併設の単位制高校に通うことになります。そして友達を見つけ、今までは一人でつくっていたゲームを共同開発することに。

ゲームづくりを追い求めることで、彼の世界が大きく広がっていきました。

そして彼は、日本ゲーム大賞2019 U18部門の決勝大会ファイナリストとなります。

「一緒にゲーム開発ができる仲間を見つけられて良かった」

作品を共同開発する仲間を見つけた彼が、つくり出した名作ゲームが「KAISEN DOOOON!!!」。文字通り、海鮮丼をつくっていく斬新なゲームです。
ゲームTOP画面
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「どんなゲームにしようかと考えているときに、検索画面にウニ丼の画像が出てきたのがきっかけなんです」

当時何かをつくるゲームが流行っていたので、その系統の作品がウケると思案していた中での突然の閃き。元から海鮮丼が大好きだったこともあり、「これだ!」と題材が決まりました。高校生になってから学び始めた、ゲームエンジンの「Unity」で開発していきます。

ゲームの内容を友達と2人で詰め、彼がプログラミング全般、友達がグラフィックという役割分担で、製作には半年かかりました。2人の家は1時間も離れた距離がありましたが、それでも必ず会ってパソコンの前で相談しながら実装していきます。
ゲーム画面
釣った魚を上に投げると…。
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ゲーム画面
刺身になって丼の上に乗っていきます。
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「つくるときに一番こだわったのは、とにかく美味しそうに見せること。メシテロです」

そうしてでき上がった作品は、一度遊ぶと頭の中が海鮮丼のことでいっぱいになるような仕上がり。誰でも遊べるように操作はシンプルにしながら、ゲームとしてのインパクトを大切にし、釣ったものが下から上に飛んでいく挙動にも迫力を出しました。

「完成した海鮮丼のタイトルのパターンも、数万通り以上あるんです」
ゲーム画面
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清く正しいコハダ丼、安い早いサーモン丼、などなど。タイトルだけではなく、魚以外の潜水艦などが釣れることもあります。ユニークなアイディアを盛り込み、何度も遊びたくなる仕掛けをつくりました。

そして完成した「KAISEN DOOOON!!!」は、ついには日本ゲーム大賞2019 U18部門の決勝大会に進出することになります。

準備を重ね、迎えた当日のプレゼン。
舞台は東京ゲームショウ。たくさんの人が、彼のことを見ています。

「そこで思わず海鮮丼の愛を語りすぎて、肝心のゲームの説明が少なくなってしまって」

そう笑う彼のプレゼンは、たくさんの人を笑顔にしました。来場の子どもたちにも大ウケで、それが何より嬉しかったと言います。彼のゲームは今や多くの人に愛され、彼自身も多くの人に必要とされる存在となりました。

彼の場合はゲームづくりでしたが、自分の「好き」を信じて伸ばしていくことで見える世界が、きっと誰にでもあるのではないでしょうか。
T.Mさん
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「ゲームづくりのおかげで将来の選択肢も増えたと思うんです。なのでまだ何になるかは決めていません」

プログラミングで育んだスキルを活かせる仕事で、ゲーム系はもちろん、ITや教育にも興味があるそうです。自信を持つことができた彼は、きっと何者にだってなれるんだという期待感で満ち溢れていました。これからの彼の活躍に、プログラミングで培った「自分で考え、やり遂げる力」「創造力」「論理的思考力」などの力がきっと大きな支えとなってくれるはずです。

かつて不登校だった彼の目の前には、今無限の可能性が広がっています。
T.Mさん
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「好き」をとことん追求できる。それがLITALICOワンダーの教室。

LITALICOワンダー
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彼がゲームづくりを追求したLITALICOワンダーは、プログラミングやロボット製作などを学びながら、「創造力」や「論理的思考力」というこれからの時代に求められる大切な力を育んでいく教室です。ゲーム製作の授業はオンラインでも受講することが可能です。
LITALICOワンダー1
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LITALICOワンダー2
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LITALICOワンダー3
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年長・小学生・中学生・高校生のお子さんに向けて、他の誰にも左右されないお子さんのペースで「創造力」や「思考力」を伸ばしていくことができます。
LITALICOワンダー
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「好き」を追求して自信を育む、60分の本気授業を無料で体験しませんか?

LITALICOワンダーでは、プログラミングが初めてのお子さんでも、もっと本格的なプログラミングに挑戦したいお子さんでも、満足することができる本気のゲームづくり体験授業が無料で受けられます。
体験授業
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ご自宅で本気のプログラミング体験を。この体験授業を受けるだけでも、多くの学びや発見があるはず。

LITALICOワンダーでは、お子さん一人ひとりの興味や関心を引き出しながら、さまざまなIT×ものづくりツールを活用してお子さんの創造力を引き出す授業を行っています。ぜひ無償の体験授業でご体感ください。
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