「勉強がつらい」「学校に行きたくない」ASD小4長男、青年期ゆえのイライラ。息子の自己肯定感を高めるために母が心がけたこと。【かんしゃく特集】

ライター:スガカズ
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ASDとADHDのある長男は、昔から1人で好きなことに取り組むのが大好きでした。
小1~小3の頃はクラスに友達と呼べる友達はいませんでしたが、クラスメイトも「長男くんはこういう子なんだな」と理解し、優しく接してくれました。
しかし小4にもなるとそうはいきません。子どもも社会性が育つ時期です。
そのため学校で強めに言われる機会が増え、兄弟ゲンカや落ち込んだり癇癪を起こす様になりました。

「社会性秩序」だけど、「周りに認められたい」

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当時小4の長男には学校での悩みが主に3つありました。

●人に強く言われて真に受けて落ち込む。
●学校生活を送る中で先生に助けを求めたいが(タイミングや認識のずれが原因で)うまくいかない
●勉強のレベルが上がりつまずくことが増える


泣きながら「もう学校にいきたくない…」ともらす事もありました。

長男の怒りの矛先が、当時小1の次男に向けられる時は大変です。
良く目にしたのは長男が癇癪を起こしている時に、次男が「なんで泣いてるの?」と長男を見ると、長男が「見るな!」と怒るパターンです。

長男は辛いときの自分を見られたくない。
次男は家族が泣いているのを気にする。

それぞれの言い分でケンカが始まってしまいます。

この頃は次男も小1の壁にぶち当たっている時期なので、理不尽な事を言われると次男も癇癪を起こしてしまいます。兄弟ゲンカを仲裁してそれぞれにフォローする日々。どうにかならないものかと私は悩んでいました。

療育センターで小児精神科の先生に相談

青年期の説明を受ける母
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長男と次男が通っている療育センターで小児精神科の先生に相談しました。
「長男くんはもうすぐ10歳。青年期に入っているんです。脳が成長している証拠ですよ。」
成長だと言われて少し安心しました。

青年期の子どもには、二次的障害を出来るだけ減らすために心の揺れがあった時に本人が立ち直りやすいように守ってあげる必要があるとアドバイスしていただきました。

自己肯定感を高めるために心がけた事

好きなことと苦手なことの例と対策
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「自分は守られていると気付き、自信を持ってもらい自己肯定感を高めてほしい」
そう思ったので、好きなことは無理にやめさせませんでした。
長男は「○○が作りたい!」と思ったら、家や学校で何時間でも没頭するタイプで、それが学校で言われる原因ではありますが、失敗も経験しながら、好きなことと上手く付き合っていくのが大事だと感じました。

この頃は授業中に勉強しながら工作をする姿が目立っていたのですが、工作をしながら授業を受けると耳からの情報を得やすい事が判明しました。周りから見ると工作をしているだけに思われがちなのですが、授業に耳を傾けているのです。

逆に苦手なことは、割り算の筆算や漢字でした。どうやら「学校に行きたくない」という原因の一つが、勉強につまずいている事が大きい様で、担任の先生に教えてもらいたいのに、様々な要因からそれが叶わないと言っていました。

本人は勉強をやりたくない訳ではないので、話し合いの中で私が「塾を始めてみたらどうかな?先生に聞けなくて悲しい場面が減ると思うよ」というと、涙をふいて「うん。分からないのは嫌だし始める」と答えました。

家庭学習でサポートし続けられるのであれば良いのですが、わが家の場合は子どもが4人いて、私が長男に常に付き添うことが難しいし、きょうだいがいる環境の中で勉強をするよりも塾に通わせる方が合っていると感じました。
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