私の中の、揺るがない療育の軸。

どうしたらいいんだろう・・・そう自分の中で考えていると、私の中で、療育の揺るがない軸になっている強い私が出てきます。
母の中にいる『強い自分』が出てくる。
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そして、

「受け入れる」
「娘のペースを大事に」
「これは特性、個性」

という、今までの経験で積み重ねてきた、考え方を出し…最終的に「仕方ない」という言葉を突きつけるのです

強い自分が、時に自分を苦しめる。

私は、娘と向き合ってきた時間が長い。娘の特性に対して、「仕方ない」という結論しかないのは、わかっているのです。

しかし、娘とのやりとりでうまくいかないことが続いて悩み始めると、この「仕方ない」という言葉が私の思考を覆い、悩むことも、泣き言を言うことさえもできない状況になります
悩むこともできない母。
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私の中のこの軸は、悪者ではなく、私が娘と共に歩んできた中で培ってきたもの。この軸のおかげで、いろんなことを乗り越えてこられた部分もあります。

いつもならこの軸は、頼りになる存在。迷ったとき、「よし!」と思える基盤です。

しかし、私自身がそれ以上に弱くなってきたり、娘とうまくいかない状況が辛く、苦しくなったりしてしまうのです。そんなとき、この揺るがない軸は、私の弱音にストップをかけ、モヤモヤしているのに、悩むというところまでいかせてもらえない…

そんな状況が、逆に辛くなり、頭を抱えてしまうことがあります。

あえて弱い私を出し、夫に聞いてもらう。

そんなとき私は自分の中で弱音を吐かず、あえて口に出し、夫に思いのたけを聞いてもらうことにしています
母は夫に自分の気持ちを話す。
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私自身が十分過ぎるほど理解している、『受け入れる』『仕方ない』『頑張る』という言葉は、言わないで…と前置きをし、娘に対して言えない言葉や、私の中のどす黒い感情を聞いてもらいます。
静かに話をきく夫。
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夫は私の話をすべて肯定しながら聞いてくれます。自分の中でストップがかかって、吐けなくなっている弱音を、夫に聞いてもらい、受け入れてもらうと、自然とすっきりすることができます。

私は、定期的にこの方法でリフレッシュしています。
夫に愚痴を聞いてもらい、スッキリした母。
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