聴覚過敏ASD息子からのヘルプコール!母もビックリ、徒歩5分の大学に向かう途中で…

ライター:寺島ヒロ
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8歳でアスペルガー症候群(※当時・現ASD)と診断された息子も、早いものでもう20歳になりました。今は大学生として元気に暮らしていますが、全く問題がないというわけでもありません。今回は、そんな息子の通学時に起こった予想外の出来事についてです。

実家を離れることになったASD息子 大学生になったものの…

20歳になった息子、今は歩いて5分ほどの大学へ通っています。
大学までの道のり。距離は近いが間に大きな踏切がある。
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大きな音もざわざわ声も苦手

タケルには聴覚過敏があり、音に驚いてパニックになることもあります。

幼稚園の頃は、同じ年の子どもたちの声に耐えられなくなって学舎から逃げ出すこともしばしばで、小学生になってからも、何を言っているか聞き取れない程度のざわざわした人の声で不安な気持ちになり、家に逃げ帰ってしまうなど…度々問題を起こしていました。

以前このコラムでも書きましたが、大きな太鼓の音に驚いて、お祭り会場で倒れてしまったこともあります。
ASDの兄・タケル、夏祭りデビューのはずが…参加には思わぬハードルがあって!?のタイトル画像

ASDの兄・タケル、夏祭りデビューのはずが…参加には思わぬハードルがあって!?

小学生のころから聴覚過敏がひどく、学校をうるさく感じていた息子の様子。
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大学での対応

なので、大学に通うにあたっては、担当教授、講師の皆さんと面談し「騒がしくしない、大きな声で呼びかけない」など、息子の耳に届く音に気を付けていただけるようお願いしました。
また、他の人が気にしない音でも不快に感じることがあること、音を聞きすぎて疲れたときには休むのを許して欲しいことなども入学前にお話しし、ご配慮いただけることになりました。
とはいえ、周りの学生もみんなもう大人ですし、授業中の私語がうるさくて困るということもないでしょう。
私もタケルの大学内の生活については概ね大丈夫だろうと思っていました。
 
 
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