嘘やごまかしが苦手なADHD息子。プール見学で自習が嫌だからと浅知恵を使って…?

2021/06/10 更新
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『プール授業見学でやらされるドリルをやりたくない!』ウソや誤魔化しが日本一ヘタクソな男・ADHD息子リュウ太が考えた作戦がどっちらけだったと言うプールサイドストーリーです。
ウソをつかないほうがいい人はこんな人という見本のような男です。

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今だから言える小学校時代の「プール」での思い出

泳げないけどプールの授業は大好き
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現在は23歳になったADHDと広汎性発達障害がある息子リュウ太。最近は「あのころはどう思っていたの?」と本人に話を聞いてコラムを書いています。

そんな息子はまれに「今だから言うけど」と、とんでもエピソードをぶっちゃけることがあります。
先日も「えー何やってんのよー」というものがありました。その中のひとつ『プールの話』を今回はお話しします。

リュウ太はボディイメージがうまくできなくて5年生まで泳げませんでした。ですが、プールの授業は大好きで毎回参加をしていました。
ですが小4のとき、プールに参加するために必要な体温や保護者のサインを記入する手帳を家に忘れてしまい参加できないことがたびたびありました。
水泳参加カードを忘れて大ピンチ
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ADHDあるあるなのでしょうか?普段から忘れ物に気を付けていても避けられないことがあります。

水着バッグはきちんと持参したのに手帳を忘れてプールに入れない!そんな悲劇にリュウ太のテンションはダダ下がり!
そんなときはプールサイドで漢字や算数のドリルをやりながら、みんなの泳ぎを見学することになっていました。
プールサイドでドリルをやるリュウ太くん
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思い込んだことを変更するのがつらい…
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プールに入れないリュウ太が思いついたこととは!?

忘れ物をした自分が悪いのですが、自分以外の人が楽しそうにプールに入っている姿にリュウ太は怒り心頭。

「ドリルなんかやってられるか!だいたいプールサイドって眩しすぎて文字が読めないし書けないんだよ!」とブツブツ。

『そうだ!ドリルをやらなくていい方法がある!』何かをひらめいたリュウ太はドリルを持ちながらプールから上がってきたみんなのところへ寄っていきました。そして話したり、じゃれたりしながら水が溜まった場所にわざとドリルを落として水浸しに!

「ドリルが濡れちゃった、これじゃできません!」とリュウ太は堂々とドリルをやらなくていい大義名分を手に入れました。

先生も「濡れたのなら仕方ないな」とそのときは大目に見てくれたのですが、その後もリュウ太はプールに参加できないときには毎回その手を繰り返し使い…当然ながら先生に故意にやっていることがバレて怒られる結果となりました。
ドリルが濡れてしまえばやらなくていい…!?
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この一件で『同じ手は3度通じないんだな』『ズルをするとすぐにばれるんだな!』と気がついたそうです。

母は「普通は2回目にズルしたときに3回は怪しまれるからやめよう!」と考えるでしょう!とツッコミました。
泳げないのでプールは苦手なのかと思っていたら、みんなと遊ぶ自由時間が楽しくてプールが大好きだったリュウ太。小学校時代を振り返って話してみると気づくことがいろいろあります。

普段は周りの子と仲良くできないこともありましたが、水の中では裸のつき合いもありふざけ合って遊べたようでリュウ太にとってはプールの授業は大切な時間だったのかもしれません。
同じ手は通じないと気づいた小4の夏
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そのあと高学年、そして中学へ進んだときにはきちんと自分で自主的に検温して水泳参加カードに記入するようになりました。これもプール授業のおかげかな?と今振り返り、改めて思いました。

このコラムをかいた人の著書

発達障害で問題児 でも働けるのは理由がある! (こころライブラリー)
かなしろにゃんこ。 (著), 石井 京子 (監修)
講談社
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