社会福祉士って何をする人?福祉オンブズマンって何だろう?障害のある子の保護者が知っておきたい資格・支援者【荒木まち子の支援者紹介】
ライター:荒木まち子
発達障害を持つ私の娘は22才、今年で社会人4年目を迎えます。発達ナビユーザーの中では年長の私。でも障害児育児について知らないことや分からないことはまだまだ沢山あって、日々子育ての先輩方から学びや気づき(ときには勇気や元気も!)をもらっています。そんな育児や人生の先輩方から学んだことを“ワタシ目線”で発信していこうと思います!(不定期発信)
2015年12月に訪れた出会い
縁あって私は『今、意思決定支援について考える-知的障がいをもつ子どもの 10人の親の意思決定支援』<発行 PandA―J大門・明石塾 (現・ネットワークかみひこうき) >という冊子のイラストを担当させていただきました。
社会福祉士の編集長は…?初めて聞いた言葉『福祉オンブズマン』
打ち合わせのため編集長のNさんの事務所兼ご自宅にお伺いしたときのことです。
社会福祉士とは
社会福祉士は精神保健福祉士、介護福祉士と並ぶ国家資格です。医療・福祉・教育・行政機関等において日常生活を営むのに問題がある人からの相談に対して助言や指導、援助を行なう専門職で、社会福祉協議会や社会福祉施設、病院、地域包括支援センター等でのソーシャルワークを行っています。具体的には、在宅・施設で生活している人々の相談に応じたり、必要なアドバイスや利用可能な制度・サービスの紹介、サービスの利用調整や関係者間の連絡など、相談者を支えて抱える課題を解決するためにさまざまな仕事をしています。
福祉オンブズマンとは
住民に代わって福祉サービス活動を調査、または、福祉サービスに関する苦情等の処理にあたっている機関です。
保健福祉サービスに関する利用者又は利用希望者からの苦情を、中立で公正な第三者の機関を通して迅速に処理することを目指しています。そして利用者等の権利及び利益を保護し、保健福祉サービスの質を落とさないように努力するとともに公正で信頼される保健福祉行政を推進するという目的をもって設置されています。
保健福祉サービスに関する利用者又は利用希望者からの苦情を、中立で公正な第三者の機関を通して迅速に処理することを目指しています。そして利用者等の権利及び利益を保護し、保健福祉サービスの質を落とさないように努力するとともに公正で信頼される保健福祉行政を推進するという目的をもって設置されています。
私の知らなかった本をたくさん見せていただく
Nさんに見せていただいたのは読んだことがない本ばかりでした。
私はそれまで“障害について説明した本”や“障害児育児の書籍”は読んだことはありましたが、“支援者と当事者の関係”や“保護者と成人した障害児(者)との関係についての本”、“支援者向けに書かれた本”などはあまり目にしたことがありませんでした。
私はそれまで“障害について説明した本”や“障害児育児の書籍”は読んだことはありましたが、“支援者と当事者の関係”や“保護者と成人した障害児(者)との関係についての本”、“支援者向けに書かれた本”などはあまり目にしたことがありませんでした。