発達障害娘の習い事問題。「発育の刺激になれば」と始めたダンスが順調!ピアノも追加してみたら…【前編】

2021/07/14 更新
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子どもにどんな習い事をさせるか、親なら一度は考えたり、悩んだりしたことがあるかもしれません。発達障害がある子だと、なおさらその選択に悩むのではないでしょうか。
本人の意思がはっきりわからない場合だと、始めるタイミングもやめるタイミングも難しいかも。わが家の広汎性発達障害の娘の場合は・・・

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どんな習い事をさせるべき?

現在小学5年生の娘は、4歳のときに広汎性発達障害(自閉症スペクトラム)の診断がつきました。

それより前の、3歳(まだ診断はつかずグレーゾーン)のとき、私たちは少しでも発育の刺激になればと、娘に初めての習い事をさせることにしました。
発達外来の先生のすすめもあり、夫と娘い習い事をさせるか話し合う
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ひとことで習い事と言っても、いろいろ種類があります。体操教室、水泳などの身体を動かす、スポーツ系。塾や、英語などの勉強系。絵、ピアノなどの、芸術系。

コミュニケーション能力への刺激を考えると、集団の中で受けるほうがいいのか・・・いろんなことを考え、どんな習い事にするかとても迷いました。この時期の娘は、少しだけしゃべれるようにはなっていましたが、自分のやりたいことや興味のあることを自分で言えない状態でした。私たちは娘の普段の様子から、どんなことなら興味を持つか、楽しいか、推理するしかありませんでした。

たまたま近所にあった、ダンス教室。

少し時間をかけて考えていたとき、娘と散歩から帰宅した旦那が・・・
散歩から帰ってきた夫に、ダンススタジオが近くにできたことを聞き、習い事の候補として検討する
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家の近くにダンス教室があると教えてくれました。通うなら、なるべく近いほうがいいと考えていた私。歩いていける距離にあるのは、嬉しいことです。娘も、音楽に合わせて身体を動かすことは好きなように見えましたし、ダンスなら集団だろうし、コミュニケーション面での刺激も期待できるかも!そう考えた私は、とりあえず見学に行くことにしました。

不安いっぱいの中の見学。しかし・・・

当時、娘はしゃべることは少しずつできていたものの、ちゃんとした会話はなかなか成立せず、相手の指示は聞き取れない状態。見学に行く途中、私は「こんな状態の娘でも受け入れてくれるのか・・・」「入会を断られるのではないだろうか・・・」という不安がめぐっていました。
ダンス教室に向かう途中で、集団を乱したり、教室から断られたりしないか不安になる
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見学当日の娘は、まったく緊張することもなく躊躇なく集団の中に一人で入って行き、和気あいあいと体験することができました。
人見知りせず、和気あいあいと体験するあーさん
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特に、言葉のやり取りがうまくいかなかったり集団を乱したりすることはなく、楽しそうな娘を見て「入会しようかな」という気持ちになっていましたが、「娘の発育が遅れている、言葉が苦手」ということを黙って、入会するわけにはいきません。

見学を終えたあと、指導してくれる先生に(発育、言葉の遅れなどの)話をすると…「一番下のクラスなので、ダンスの技術よりも楽しく踊ることができればいいというスタンスなので、大丈夫ですよ」と言ってもらえ、通うことになりました。

先生の話をなかなか理解することができず、指示と違う動きをしたり、所かまわずマイワールドに入ってしまい踊りが止まってしまうことは多々ありました。けれど、先生も理解してくれ「気が向いたらやってくれればいいですよ~」と優しく声をかけてくれたので、途中で通うのを嫌がることなく、発表会にも何度も出ることができました。
通い続け、発表会にも何度も出られたあーさん
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結局ダンスは、引っ越しを機に通えない状態になる5歳まで、続けることができました。

もう一つ習い事を増やしてみることに。二つ目は…

このダンスに通っている4歳のときに、娘は広汎性発達障害の診断がついたのですが…。発達外来の定期健診時に、先生から「習い事を増やしてみては?」と提案され、主人とも話し合い、もう一つ習い事を増やすことに。
発達外来の先生から、一つの習い事が順調なら増やしてみたらとアドバイスをされて、考え始める
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二つ目の習い事として、考えたのはピアノ。当時、娘は、通っていた幼稚園で、よくピアノを弾いたりして遊んでいて、興味を持っていたように感じたからでした。

最初は楽しそうだったけど・・・

さっそく、家から近い場所を探して見学に行き、習い始めることにしました。
最初は楽しそうだった娘が、通い始めてしばらく経つと両手で弾こうとしないなど楽しくなさそうに
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鍵盤に触る娘はとても嬉しそうで、音楽に合わせて身体を動かしたりするのも、とても楽しそうでした。

しかし、段々と、楽譜通り弾いたり指の本格的な指導になってくると、娘は楽しそうではなくなりました。
「やめる?」と聞くと、「やめない」と言うあーさん
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「やめる?」と聞くと『やめない』とは言うものの、好きなように鍵盤が触れないことにイライラしているように見えました。このころの娘には、こだわりも意地も出てきていて、「やめたくない」という気持ちが本心なのか意地になっているのか、私も判断がつかない状態でした。

習い始めたときは、楽しそうじゃなかったらすぐやめさせようと思っていたのですが、そう簡単に決めることができず、私はどうしたものかとピアノに連れて行くたびに迷っていました。

私の体調不良がきっかけで、お休みすることに。

そんなとき、ちょうど息子を妊娠中だった私は出血を繰り返し、自宅で安静にすることに。ピアノの送り迎えもできない状態になりました。そこで、(私の体調不良が理由ではあったけど)娘のピアノをお休みすることにしました。
送り迎えや付き添いができなくなり、体調が落ち着くまでピアノを休むことを決める
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突然ピアノに通わない状態になり、娘がパニックになるのでは?と心配していた私でしたが、娘はピアノに通えなくなったことを特に気にする様子はありませんでした。結局、私の体調は出産直前まで安定することはなく、ピアノのお休み期間はとても長いものになりました。

その後、無事息子を出産をしたのですが、産後すぐに引っ越しが決まっていたため通えなくなり、ダンスと同じタイミングでやめることになりました。引っ越ししてから、また新しい習い事を近くで見つけようと思っていたのですが、しばらくは生後間もない息子の世話や、娘の小学校入学でバタバタした日が続き、幼稚園年長~小学1年生はまったく習い事をしない時期が続きました。

(続く)
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