発達障害娘の習い事問題。「発育の刺激になれば」と始めたダンスが順調!ピアノも追加してみたら…【前編】
ライター:SAKURA
子どもにどんな習い事をさせるか、親なら一度は考えたり、悩んだりしたことがあるかもしれません。発達障害がある子だと、なおさらその選択に悩むのではないでしょうか。
本人の意思がはっきりわからない場合だと、始めるタイミングもやめるタイミングも難しいかも。わが家の広汎性発達障害の娘の場合は・・・
どんな習い事をさせるべき?
現在小学5年生の娘は、4歳のときに広汎性発達障害(自閉症スペクトラム)の診断がつきました。
それより前の、3歳(まだ診断はつかずグレーゾーン)のとき、私たちは少しでも発育の刺激になればと、娘に初めての習い事をさせることにしました。
それより前の、3歳(まだ診断はつかずグレーゾーン)のとき、私たちは少しでも発育の刺激になればと、娘に初めての習い事をさせることにしました。
ひとことで習い事と言っても、いろいろ種類があります。体操教室、水泳などの身体を動かす、スポーツ系。塾や、英語などの勉強系。絵、ピアノなどの、芸術系。
コミュニケーション能力への刺激を考えると、集団の中で受けるほうがいいのか・・・いろんなことを考え、どんな習い事にするかとても迷いました。この時期の娘は、少しだけしゃべれるようにはなっていましたが、自分のやりたいことや興味のあることを自分で言えない状態でした。私たちは娘の普段の様子から、どんなことなら興味を持つか、楽しいか、推理するしかありませんでした。
コミュニケーション能力への刺激を考えると、集団の中で受けるほうがいいのか・・・いろんなことを考え、どんな習い事にするかとても迷いました。この時期の娘は、少しだけしゃべれるようにはなっていましたが、自分のやりたいことや興味のあることを自分で言えない状態でした。私たちは娘の普段の様子から、どんなことなら興味を持つか、楽しいか、推理するしかありませんでした。
たまたま近所にあった、ダンス教室。
少し時間をかけて考えていたとき、娘と散歩から帰宅した旦那が・・・
家の近くにダンス教室があると教えてくれました。通うなら、なるべく近いほうがいいと考えていた私。歩いていける距離にあるのは、嬉しいことです。娘も、音楽に合わせて身体を動かすことは好きなように見えましたし、ダンスなら集団だろうし、コミュニケーション面での刺激も期待できるかも!そう考えた私は、とりあえず見学に行くことにしました。
不安いっぱいの中の見学。しかし・・・
当時、娘はしゃべることは少しずつできていたものの、ちゃんとした会話はなかなか成立せず、相手の指示は聞き取れない状態。見学に行く途中、私は「こんな状態の娘でも受け入れてくれるのか・・・」「入会を断られるのではないだろうか・・・」という不安がめぐっていました。
見学当日の娘は、まったく緊張することもなく躊躇なく集団の中に一人で入って行き、和気あいあいと体験することができました。
特に、言葉のやり取りがうまくいかなかったり集団を乱したりすることはなく、楽しそうな娘を見て「入会しようかな」という気持ちになっていましたが、「娘の発育が遅れている、言葉が苦手」ということを黙って、入会するわけにはいきません。
見学を終えたあと、指導してくれる先生に(発育、言葉の遅れなどの)話をすると…「一番下のクラスなので、ダンスの技術よりも楽しく踊ることができればいいというスタンスなので、大丈夫ですよ」と言ってもらえ、通うことになりました。
先生の話をなかなか理解することができず、指示と違う動きをしたり、所かまわずマイワールドに入ってしまい踊りが止まってしまうことは多々ありました。けれど、先生も理解してくれ「気が向いたらやってくれればいいですよ~」と優しく声をかけてくれたので、途中で通うのを嫌がることなく、発表会にも何度も出ることができました。
見学を終えたあと、指導してくれる先生に(発育、言葉の遅れなどの)話をすると…「一番下のクラスなので、ダンスの技術よりも楽しく踊ることができればいいというスタンスなので、大丈夫ですよ」と言ってもらえ、通うことになりました。
先生の話をなかなか理解することができず、指示と違う動きをしたり、所かまわずマイワールドに入ってしまい踊りが止まってしまうことは多々ありました。けれど、先生も理解してくれ「気が向いたらやってくれればいいですよ~」と優しく声をかけてくれたので、途中で通うのを嫌がることなく、発表会にも何度も出ることができました。
結局ダンスは、引っ越しを機に通えない状態になる5歳まで、続けることができました。