「反り返り」をよくする子の場合は病気が隠れている?
反り返りをよくする赤ちゃんは『もしかして病気があるのでは?』と心配になるかもしれません。医学的には「後弓反張」(こうきゅうはんちょう)と呼ばれており、乳児健診では異常姿勢の一つに挙げられています。頭が後ろに倒れ、背中が弓のように反ってしまう姿勢で、脳の器質的・機能的障害の一つの徴候と考えられています。
分娩障害により脳が損傷を受けて脳性まひを起こしていると、自分の意思とは別に体が反り返ってしまいます。ですが、脳性まひの場合のサインは、反り返りだけではありません。授乳のときにむせやすい、なかなか首が座らない、手足の関節の動きが悪く硬いなど、ほかの症状がみられるものです。ほかには脳梁欠損症などの脳の奇形、先天性トキソプラズマ感染症などの胎内感染症などでもみられます。いずれにしても、自己判断できるものではないので、まずはかかりつけ医に相談してみましょう。
また、ASD(自閉スペクトラム症)がある赤ちゃんも、抱っこのときに反り返りが見られることがあります。ですが、その場合も判断材料は「反り返り」だけでなく、顔を近づけても目と目が合わない、笑わない、ほとんど泣かないなど、表情にも気になる点が見つかるでしょう。「反り返り」だけではわからないので、健診のときや、かかりつけの小児科に相談してみるのもいいでしょう。
分娩障害により脳が損傷を受けて脳性まひを起こしていると、自分の意思とは別に体が反り返ってしまいます。ですが、脳性まひの場合のサインは、反り返りだけではありません。授乳のときにむせやすい、なかなか首が座らない、手足の関節の動きが悪く硬いなど、ほかの症状がみられるものです。ほかには脳梁欠損症などの脳の奇形、先天性トキソプラズマ感染症などの胎内感染症などでもみられます。いずれにしても、自己判断できるものではないので、まずはかかりつけ医に相談してみましょう。
また、ASD(自閉スペクトラム症)がある赤ちゃんも、抱っこのときに反り返りが見られることがあります。ですが、その場合も判断材料は「反り返り」だけでなく、顔を近づけても目と目が合わない、笑わない、ほとんど泣かないなど、表情にも気になる点が見つかるでしょう。「反り返り」だけではわからないので、健診のときや、かかりつけの小児科に相談してみるのもいいでしょう。
【専門家監修】ASD(自閉スペクトラム症)の子どもの0歳~6歳、小学生、思春期まで年齢別の特徴、診断や治療、支援、接し方など
発達障害のある子どもが、反り返りやすいのはなぜ?
なぜASD(自閉スペクトラム症)などの発達障害がある赤ちゃんは抱っこすると反り返ることが多いのでしょうか。
その理由としていわれているのは感覚過敏です。感覚過敏とは、文字通り感覚が敏感すぎる状態で、視覚、聴覚、嗅覚や味覚などさまざまな感覚について現れます。このうち皮膚の触覚が過敏な子どもの場合は、抱っこされる以前に、体に何かが触れるだけでも嫌がることがあります。
一般的には気にならないような衣類の肌触りだったり、ボタンやタグの位置によっても反応したりすることがあります。また、どんなに優しく触れたとしても、前触れもなく急に触られるとびっくりしてしまうこともあります。
感覚過敏があるかもしれないと思ったら、まず赤ちゃんに触れている衣類やブランケット、抱っこひもなどを調整してみます。抱っこする大人の衣類もチェックしましょう。チクチクするニットなどが顔に触れて嫌がるということもあります。また、触覚過敏を軽減するために感覚統合訓練で用いられているボールプールなども有効です。
そして、抱っこをしたり体に触れたりするときには、穏やかに声をかけてあげましょう。おもちゃなどに集中して遊んでいるときに、急にうしろから抱き上げるといったことも避けます。赤ちゃんが顔を動かさなくても見えるところから、穏やかな声で「抱っこするよ」と声をかけてみます。言葉はまだ話せなくても、声のトーンから何かが起こるということを、赤ちゃんも感じ取ることができます。
その理由としていわれているのは感覚過敏です。感覚過敏とは、文字通り感覚が敏感すぎる状態で、視覚、聴覚、嗅覚や味覚などさまざまな感覚について現れます。このうち皮膚の触覚が過敏な子どもの場合は、抱っこされる以前に、体に何かが触れるだけでも嫌がることがあります。
一般的には気にならないような衣類の肌触りだったり、ボタンやタグの位置によっても反応したりすることがあります。また、どんなに優しく触れたとしても、前触れもなく急に触られるとびっくりしてしまうこともあります。
感覚過敏があるかもしれないと思ったら、まず赤ちゃんに触れている衣類やブランケット、抱っこひもなどを調整してみます。抱っこする大人の衣類もチェックしましょう。チクチクするニットなどが顔に触れて嫌がるということもあります。また、触覚過敏を軽減するために感覚統合訓練で用いられているボールプールなども有効です。
そして、抱っこをしたり体に触れたりするときには、穏やかに声をかけてあげましょう。おもちゃなどに集中して遊んでいるときに、急にうしろから抱き上げるといったことも避けます。赤ちゃんが顔を動かさなくても見えるところから、穏やかな声で「抱っこするよ」と声をかけてみます。言葉はまだ話せなくても、声のトーンから何かが起こるということを、赤ちゃんも感じ取ることができます。
無理に抱っこしなくても、その子らしいコミュニケーションで触れ合って
そもそも、抱っこが好きではない赤ちゃんもいるものです。例えば、危険が差し迫っていて、すぐにその場から移動しなくてはならないときにはどんなにのけぞって抵抗されても、抱き上げなくてはなりません。でもそうした状況でない場合は、その子が安心する方法で少しずつ触れ合うことに慣れさせたり、声を掛けたりして、その子オリジナルのコミュニケーションの仕方を育てていけたら良いのではないでしょうか。