場面緘黙の娘、ストレスで限界に。食べられない、体にも異変?「娘を変えよう」とした母の反省
ライター:まりまり
現在小学4年生の次女。2年生の時に場面緘黙と診断されています。
これは診断前のお話。
年長さんになってストレスを感じ始めていた次女。
年長さんの1年も終わりに近づき、12月のクリスマス会の練習をしていた時期から、さらなるストレスを感じ始めていました。
監修: 井上雅彦
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
LITALICO研究所 スペシャルアドバイザー
ABA(応用行動分析学)をベースにエビデンスに基づく臨床心理学を目指し活動。対象は主に自閉スペクトラム症や発達障害のある人たちとその家族で、支援のためのさまざまなプログラムを開発している。
LITALICO研究所 スペシャルアドバイザー
プールのときに気づいた体の異変とさらなる食欲の低下
年長さんの11月。このころ通っていたプールを見学していたときに、次女の体の異変に気づきました。
明らかに次女のお腹が、ほかの子よりも膨らんでいたのです。そういえば、このところ食欲の低下もあるし、季節的にも風邪とかの影響かな?と思っていました。
小児科で聞いてみる
それにしてもお腹が出すぎている気がする…と思って、小児科に行ったついでに医師に相談しました。そして、詳しい検査をすることに…。
結果、検査で特に病気は見つからず。では何が原因かというと、次女は空気をたくさん飲み込んでしまって、胃がパンパンになってお腹が膨らんでいる状態で、膨満感から食欲もなくなっているとのことでした。たぶん呑気症かもしれないと。
いつかは分からないけど空気を大量に飲み込んでしまって胃が空気でパンパンになってしまって、それによってゲップやオナラが出たり、胸やけ・吐き気といった症状が出てしまうものだそうです。
いつかは分からないけど空気を大量に飲み込んでしまって胃が空気でパンパンになってしまって、それによってゲップやオナラが出たり、胸やけ・吐き気といった症状が出てしまうものだそうです。
原因はストレス?
原因は主に精神的なストレスかもとのお話でした。この時期は思い当たることがいくつも…。
年長さんで最後のクリスマス会。発表する劇ではナレーターの役を任され、ピアニカの演奏があり、歌も歌うし、英語での発表、さらに年長さんとして会全体の進行も担っているような状況でした…。年長さんは毎年こんな感じだし、本人は「クリスマス会の練習楽しい!クリスマス会楽しみ!」と言っていたので、私はこのときは大きく心配はしていませんでした。
ただ、次女は責任感が強いところがあり、先生の助けはあるものの、本人が知らない間にかなり無理をして頑張ってしまっていたようです。そして、なんとクリスマス会直前に帯状疱疹を発症してしまったのでした…。(結局クリスマス会はお休みしなくてはいけなくなりました…。)
そのうえ、このころから園での小学校準備で、簡単なワークを始めるなどお勉強も始まっていて、「小学校に向けて頑張ろう!」と、園の中でも今までと違った対応となってきていました。今まで、安心して過ごせていた保育園での大きなプレッシャー、第2の家として過ごせていた場所からから離れなくてはいけない不安感、こういった積み重ねで、次女にはかなり負担になっていたのだと思います。
年長さんで最後のクリスマス会。発表する劇ではナレーターの役を任され、ピアニカの演奏があり、歌も歌うし、英語での発表、さらに年長さんとして会全体の進行も担っているような状況でした…。年長さんは毎年こんな感じだし、本人は「クリスマス会の練習楽しい!クリスマス会楽しみ!」と言っていたので、私はこのときは大きく心配はしていませんでした。
ただ、次女は責任感が強いところがあり、先生の助けはあるものの、本人が知らない間にかなり無理をして頑張ってしまっていたようです。そして、なんとクリスマス会直前に帯状疱疹を発症してしまったのでした…。(結局クリスマス会はお休みしなくてはいけなくなりました…。)
そのうえ、このころから園での小学校準備で、簡単なワークを始めるなどお勉強も始まっていて、「小学校に向けて頑張ろう!」と、園の中でも今までと違った対応となってきていました。今まで、安心して過ごせていた保育園での大きなプレッシャー、第2の家として過ごせていた場所からから離れなくてはいけない不安感、こういった積み重ねで、次女にはかなり負担になっていたのだと思います。