「今日は半袖?」小5発達障害娘は自分で服を選べない…!天気予報や体感温度を頼るも大苦戦。母が心がけたのは
ライター:SAKURA
広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)の娘は、気温に合わせて服装を選ぶことが苦手。
季節の変わり目は、娘にとって、もっとも難しい時期です。そんな娘が、自分で服装を選ぶ練習をすることにしました。
監修: 井上雅彦
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
LITALICO研究所 スペシャルアドバイザー
ABA(応用行動分析学)をベースにエビデンスに基づく臨床心理学を目指し活動。対象は主に自閉スペクトラム症や発達障害のある人たちとその家族で、支援のためのさまざまなプログラムを開発している。
LITALICO研究所 スペシャルアドバイザー
気温に合わせて、自分で服を選べるようになってほしい。
季節の変わり目は、娘にとって、もっとも難しい時期。部屋の温度調整と同じように苦手なのが、気温に合わせた服装の調整です。
小学校低学年までは私がその日の気温をチェックし、服を出してあげたり、「今日は、半袖一枚ね」など娘の服装を決めていました。しかし、高学年になっても毎朝私に何を着たらいいか聞きに来る娘…。私は「自分で服装を決められるようになってほしい」と思い、娘に話をしました。
小学校低学年までは私がその日の気温をチェックし、服を出してあげたり、「今日は、半袖一枚ね」など娘の服装を決めていました。しかし、高学年になっても毎朝私に何を着たらいいか聞きに来る娘…。私は「自分で服装を決められるようになってほしい」と思い、娘に話をしました。
天気予報の見方を教えて、数字で判断。
娘は、なんとなーくや、臨機応変というのが苦手です。
私はまず、天気予報の見方を教えました。
私はまず、天気予報の見方を教えました。
服装を決めることは、大人でも難しい。
しかし、天気予報も100%ではありません。晴れかくもりかで、風を寒く感じることもあり、日によって体感も違います。
私は、娘にこう話しました。
私は、娘にこう話しました。
大人でも、朝の時点で服装を決めることはとても難しいです。着ていった服装で失敗することも、よくあります。完璧な判断はしなくていいと、分かってもらうための話でした。