イベントや芸術に触れてみよう!渋谷発「ダイバーシティ&インクルーシブ」、アール・ブリュット作品展、カナダの障害者芸術団体による展覧会、NHKハート展など注目のニュースをお届け

ライター:発達ナビニュース
イベントや芸術に触れてみよう!渋谷発「ダイバーシティ&インクルーシブ」、アール・ブリュット作品展、カナダの障害者芸術団体による展覧会、NHKハート展など注目のニュースをお届けのタイトル画像

3月ニュースコラムは、丸井グループ×ヘラルボニー×FABRIC TOKYO 3社の共同企画「ダイバーシティ&インクルーシブ」、世界ダウン症の日チャリティーTシャツ販売のお知らせや、東京都内で開催されている障害のある人の作品展をご紹介します。ぜひチェックしてください!

あらゆる人が自分らしいスーツに出合える「FABRIC TOKYO」がヘラルボニーとコラボレーション

丸井グループ × ヘラルボニー× FABRIC TOKYO記者発表会の様子
Upload By 発達ナビニュース
丸井グループ × ヘラルボニー× FABRIC TOKYO 3社の共同企画した「ダイバーシティ&インクルーシブ」ゾーンが2022年3月17日に渋谷MODIにオープンしました。

取り組みの第一弾として、「FABRIC TOKYO」のストア、 「ヘラルボニー」のイベントスペースがオープン。「FABRIC TOKYO」のストアでは、男性、女性、あらゆる性別の人が自分にぴったりのスーツを、1着39,800円という手軽な価格でオーダーできます。障害のある作家のアート作品をファッションアイテムやインテリアなどにプロダクト化する「ヘラルボニー」のイベントスペースでは、“異彩”のアートが空間を鮮やかに彩ります。大きくプリントしたアートを背景に写真撮影ができるフォトブースをはじめ、さまざまなアートプロダクトを販売しています。

FABRIC TOKYOでは、ヘラルボニーとのコラボレーションとして、ヘラルボニーが契約する作家3人のアートをスーツのジャケットの裏地として採用(公式ECサイト、ご予約受付開始のご案内より予約開始、発売は6月以降を予定)。その上代の8%はヘラルボニーと、ヘラルボニーが契約する作家へ還元されます。

『”ちがい”があることで、今まで自分らしく洋服を選べないと感じていた方々が楽しく買い物をすることができる』『障害のある方を”支援する”のではなく、”かっこいいものは、かっこいい”、だから買い物する。それが自然と「障害」に対する視点や価値観のアップデートにつながっている』というように、あらゆる”ちがい”をフラットにしていく一つのアイコンのような存在です。

また渋谷MODIでは、「世界自閉症啓発デー」である4月2日に「社会還元デー」として、同館の売り上げの0.1%をヘラルボニーが契約する作家へ還元されます。みなさん、ぜひ足を運んでみてください。
※詳細ボタンをクリックすると発達ナビのサイトからFABRIC TOKYOのホームページに遷移します
※詳細ボタンをクリックすると発達ナビのサイトからFABRIC TOKYOのホームページに遷移します
 障害のある人によるアートで年商1億。若き双子起業家、原点は自閉症の兄と育った子ども時代に感じた違和感――発達障害を描いたCMプロデューサーが聞く【連載 #見えない障害と生きる】のタイトル画像

障害のある人によるアートで年商1億。若き双子起業家、原点は自閉症の兄と育った子ども時代に感じた違和感――発達障害を描いたCMプロデューサーが聞く【連載 #見えない障害と生きる】

日本人のアール・ブリュット作品展「BRUT」、アニエスベー ギャラリー ブティックにて開催

アール・ブリュット作品展「BRUT」、アニエスベー ギャラリー ブティックにて開催
Upload By 発達ナビニュース
「アール・ブリュット」とは、アートの専門教育を受けていない人がつくり出すアートのこと。そのアール・ブリュット作品展が東京・表参道にあるアニエスベー ギャラリー ブティックで開催されています。展覧会「BRUT(ブリュット)」に並ぶのは、日本在住の13組の発達障害や知的障害のある人たちによるアート作品です。

展覧会に参加するアーティストの一人、菅原康匡さんは東京にある福祉サービス事業所「やすらぎの杜」でパン職人として働いています。その菅原さんのアート作品が遠く離れたフランスのとあるギャラリーに展示され、ブランド創設者のアニエス本人の目に留まったことが展覧会「BRUT」開催のきっかけだったといいます。

アニエスベーでは1975年の創業当時から、持続可能な社会への意識をもって、環境問題や人権問題などの社会課題解決活動をし、発信してきました。この展覧会が行われているギャラリーが併設されたアニエスベー青山店では、海洋環境に関する作品の展示、HIV/AIDS患者支援の赤いエシャルップ(えり巻き)の販売など、アニエスベーのフィロソフィーがあふれています。ぜひ足を運んでみてください。
※詳細ボタンをクリックすると発達ナビのサイトからアニエスベーのホームページに遷移します
〈詳細〉
会期:2022年2月25日(金)~4月17日(日)(定休日なし) 11:00~20:00
開催期間中無休(※ただし新型コロナウイルスまん延防止措置の状況によります)
入場料:無料
会場:【agnès b. galerie boutique | アニエスベー ギャラリー ブティック】(東京都港区南青山5-7-25 ラ・フルール南青山2F)
問い合わせ:電話:03-3406-6010
Instagram: @agnesb_galerie_boutique
アニエスベーのギャラリーで開催中の作品展「BRUT」。アニエスベーと障害のある日本人アーティストとの作品の出合い、世に出ていないアーティストを応援する想いとはのタイトル画像

アニエスベーのギャラリーで開催中の作品展「BRUT」。アニエスベーと障害のある日本人アーティストとの作品の出合い、世に出ていないアーティストを応援する想いとは

カナダの障害者芸術団体による展覧会「マイ・イマジネーション ー創造性は無限だ!」、東京都港区にあるカナダ大使館高円宮記念ギャラリーで開催

「マイ・イマジネーション ー創造性は無限だ!」、カナダ大使館高円宮記念ギャラリーで開催
Upload By 発達ナビニュース
カナダの障害者芸術団体、「 National accessArts Centre(NaAC)」による展覧会が、東京都港区にあるカナダ大使館高円宮記念ギャラリーで2022年5月25日(水)まで開催されています。
※新型コロナウィルス感染拡大防止のため2022年1月17日(月)より一般公開を一時休止しています

NaACは、発達障害、身体障害、後天性障害のある人々に芸術的トレーニング、創作、展示の機会を提供しています。その活動は、海外から見ても障害者芸術への支援の先駆けといわれています。
今回の展覧会には、カナダ在住の発達障害のある5人のアーティストが手掛けた約20点の作品が集結。国境を超えるイマジネーションに満ちた作品をぜひご覧ください。
※クリックすると発達ナビのサイトからカナダ大使館のホームページに遷移します
〈詳細〉
【会期】:2021年12月6日 (月)~2022年5月25日(水) 10:00~17:30 (入場は17:00まで)
休館日:土曜、日曜および、2022 年 3 月以降は、3 月 21 日(月)、4 月 15 日(金)~18 日(月)、5 月 3 日(火)~4 日(水)
※新型コロナウイルス感染予防のため、同時のご入場は 5 名まで
※2022年1月17日(月)より一般公開を休止しています。詳しくは以下へお問い合わせください
【会場】:カナダ大使館 高円宮記念ギャラリー(東京都港区赤坂7-3-38)
【観覧料】:無料
※ ご入館に介助を必要とされる方は事前にご連絡ください。
【問い合わせ】:カナダ大使館広報部 
(tel) 03-5412-6310
カナダの障害者芸術団体「NaAC」による展覧会「マイ・イマジネーション」。芸術を通して価値観や視点を学ぶ機会をーー代表、キュレーターへのインタビューものタイトル画像

カナダの障害者芸術団体「NaAC」による展覧会「マイ・イマジネーション」。芸術を通して価値観や視点を学ぶ機会をーー代表、キュレーターへのインタビューも

関連サービス画像
関連サービス
【ゲーム・ロボット好き集まれ!】個性を伸ばすゲーム・ロボットづくりへ無料招待!
次ページ「障害のある人から寄せられた50編の詩を紹介する「第26回NHKハート展」東京展、3/2~3/13Bunkamuraギャラリーにて 」

追加する

バナー画像 バナー画像

年齢別でコラムを探す


同じキーワードでコラムを探す



放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。