「なんで笑ってくれないの?」ASD小6長女、0歳弟の誕生で急成長!相手の気持ちを考えるようになったワケ
ライター:SAKURA
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3きょうだいになったわが家の子どもたち。
二人の弟のお姉ちゃんになった、広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)のある娘は、赤ちゃんと遊ぶのが苦手なようで…
監修: 三木崇弘
はりまこどものこころ診療所 院長
愛媛大学医学部卒。医学博士(東京医科歯科大学)、経営管理学修士(早稲田大学)。2013年より国立成育医療研究センターで児童精神科医として勤務。2019年よりフリーランスとして医療・教育・福祉・行政の現場で働く。2022年より地元兵庫県姫路市にUターンし、2025年4月「はりまこどものこころ診療所」を開設。
二人の弟のお姉ちゃんになって・・・
昨年、わが家に誕生した次男のなーさん。家族みんなに愛され、すくすくと成長し、現在9ヶ月になりました。
妊娠中から、二人目の弟の誕生を、一番心待ちにしてくれたのは、広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)のある娘、あーさん(小学6年生)で、次男が産まれたときは、誕生の知らせを聞いて号泣したほどでした。
長男、きーさんが生まれたときは、赤ちゃんにあまり興味がなく、関わることが少なかった娘でしたが、次男に対しては、興味津々。ミルクをあげてくれたり、ゲップをさせてくれたり・・・率先してお世話をしてくれていました。
動き回る弟に、心配性な姉は・・・
新生児のうちは、まだ動けない次男に寄り添い寝転がって、一緒に過ごすことが多かったのですが・・・最近は、そうはいきません。
9ヶ月になった次男は、ハイハイ、つかまり立ち、つたい歩きをマスターし、とにかくじっとしていません。触っては駄目なものほど、手を伸ばしてつかみ、不安定な場所でも、すぐにつかまり立ちをするので、すぐ転んでしまいます。
9ヶ月になった次男は、ハイハイ、つかまり立ち、つたい歩きをマスターし、とにかくじっとしていません。触っては駄目なものほど、手を伸ばしてつかみ、不安定な場所でも、すぐにつかまり立ちをするので、すぐ転んでしまいます。
そんな次男にいつも付き添う娘。
過剰な心配から、最近は少し過保護気味に。ちょっとの段差でも、抱っこして降ろしたり、つかまり立ちをすぐ止めさせたりします。
過剰な心配から、最近は少し過保護気味に。ちょっとの段差でも、抱っこして降ろしたり、つかまり立ちをすぐ止めさせたりします。
そんな心配性の娘ですが、次男のお世話は、見ていて安心できるものになってきていて、抱っこもスムーズで安定感もばっちり。私が手が離せないときは、離乳食も食べさせてくれます。
赤ちゃんとどうやって遊べばいい?
ただ、娘は遊び相手になるのが苦手。私が「遊んであげて~」と言うと…
人形や赤ちゃん用のおもちゃを次男に渡し、自分は正面に座って、じーっと見つめる…。どうやって遊んでいいか分からないようで、声もかけません。
元々、相手の立場になって、考えるのが苦手な娘。私は日ごろから娘に「相手がどう感じているか、相手の気持ちを想像してごらん」と
声をかけていました。
どうやら娘は、何を考えているか分からない赤ちゃんの気持ちを想像することができないようでした。
声をかけていました。
どうやら娘は、何を考えているか分からない赤ちゃんの気持ちを想像することができないようでした。
次男の正面に、ただ黙って座るだけの娘。次男は退屈で、すぐにその場から離れてしまいます。その状況(自分から弟が離れてしまうこと)に、娘はショックを受けていました。
赤ちゃんの相手が上手な弟に、ショックを受けて・・・
反対に、次男との遊び方が上手な長男。次男が産まれるまで、わが家一甘えん坊だった長男なので、私は正直、弟に嫉妬するんじゃないか・・・と心配していたのですが、予想以上に、弟の相手をする、優しいお兄ちゃんになりました。
長男は、次男を抱っこすることができず、お世話系はほとんどしませんが、遊びの相手はとても上手で…。
長男は、次男を抱っこすることができず、お世話系はほとんどしませんが、遊びの相手はとても上手で…。
一度も教えたことはありませんが、次男の近くで人形を左右に振り、長男が声を出して、ごっこ遊びのようなことを始めます。
次男はこれが大好きで、大興奮。体を大きく使って、リアクションをとる長男を見ながら、ケラケラと笑い続けます。
次男はこれが大好きで、大興奮。体を大きく使って、リアクションをとる長男を見ながら、ケラケラと笑い続けます。
長男の上手な遊び方を、娘も見て真似すればいいと思ったのですが、「見て、真似して、吸収」という一連の流れを、自主的にはしない娘。しばらく様子を見ていると、遊びのとき、長男といる方がよく笑う次男を見て、娘が『私と一緒にいるときは笑ってくれない…』とショックを受け始めました。
弟を観察し、真似をしてみると・・・
そこで私は「きーさんの遊び方、見て真似してごらん」と声をかけました。すると、じっと観察を始めた娘。
しばらくすると人形を手に持ち、次男の相手を始めました。
次男は声を出して笑い、それを見た娘はとても嬉しそうでした。私が「よかったね」と声をかけると、得意げに「まあね」と答えていました。
それから娘は自信がついたようで、率先して遊び相手をしてくれるようになりました。
逆に長男は、抱っこができる娘が羨ましいようで、「おれは抱っこできない…」とショックを受けていたので…
それから娘は自信がついたようで、率先して遊び相手をしてくれるようになりました。
逆に長男は、抱っこができる娘が羨ましいようで、「おれは抱っこできない…」とショックを受けていたので…
座ったままの抱っこを教えると、できるようになったことにご満悦でした。
これからの3人に期待!
末っ子のためだと、自分の「できない」を「できる」に変えようとしてくれる、姉と兄。
そんな二人に囲まれて、次男はいったいどんな子になるのか…そして、次男はこれから娘と長男にどんな刺激を与えてくれるのか…本当に楽しみです!
そんな二人に囲まれて、次男はいったいどんな子になるのか…そして、次男はこれから娘と長男にどんな刺激を与えてくれるのか…本当に楽しみです!
執筆/SAKURA
(監修:三木先生より)
とても楽しいきょうだいですね!お姉ちゃんとお兄ちゃんがそれぞれの様子をしっかりと観察して学んで、そして自分の行動に取り込んでいるのが素晴らしいです。
「誰かのため」に時間とエネルギーを割くことのできる二人にこれからも期待ですね。
とても楽しいきょうだいですね!お姉ちゃんとお兄ちゃんがそれぞれの様子をしっかりと観察して学んで、そして自分の行動に取り込んでいるのが素晴らしいです。
「誰かのため」に時間とエネルギーを割くことのできる二人にこれからも期待ですね。
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