LITALICOライフの勉強会について、ある小学3年生のお子さんのお母さまの体験ストーリー仕立てでご紹介します。

わが子は、小学5年生。過去にADHDと診断されています。

現在は通常学級に在籍しながらも教科によっては別教室で授業を受けています。
ただ、ADHDの特性もあってか自分の思い通りにいかないと癇癪を起こしたり、暴言を吐いたりしてしまいます。

そんな息子の状況を見ていると、「中学校進学のタイミングで特別支援学級に切り替えたほうが息子のためになるのかな…」と思うように。
しかし、特別支援学級に進んだ場合、その先の高校以降の進路がどうなるのか気になります。

「ADHDのあるわが子の将来も見据えて中学の進路をどうするか考えたい」
そんな想いから中学校での通級指導教室や特別支援学級の支援内容、卒業後の進路についても調べてみましたが、制度の話やいろいろなご家庭のケースなど情報が多すぎて余計に混乱してしまい…。

どうにかしようとネットで情報を集めていたある日、「ADHD向け　個性に合った中学校選び」というオンライン勉強会があることを知りました。勉強会の内容をよく見てみると、ADHDに適した中学校の進路のみならず、その後の進路や将来の就職についても説明してくれるようでした。

無料で、オンラインで気軽に参加できる点も魅力的で、実際に参加してみることにしました。

朝、家事がひと段落した時間帯にオンラインで勉強会に参加。ほかの参加者を見ると、小学校高学年だけでなく、未就学や低学年の子どもがいる保護者もいて、早くから考えている人も多いことに驚きました。

まず勉強会では、公立中学校での通級指導教室や特別支援学級に関する説明はもちろんのこと、私立中学校での支援事例についても具体例を交えながら分かりやすく解説してくれました。

また、私が一番知りたかった「高校以降も見据えて中学の進路を決めるには？」という点についても、進路の整理に役立つ大切な考え方をいくつも知ることができました。

中でも印象的だったのは、「『やりたい！』を実現する長期視点」という考え方です。将来に向けて子どもの得意を見つけるために今何ができるか整理する方法を知ることができました。

勉強会に参加したことで、中学の進路（通級指導教室や特別支援学級など）と高校以降の進路をセットで考えられるようになり、進路に関する不安はかなり少なくなりました。

わが子の場合は、実際に進路の選択肢を整理する中で、これまで以上に「特別支援学級が合っているかも」と思うように！
今後は息子とも相談しながら中学校の進路について考えていきたいです。

勉強会を通じて、息子の高校までの進路については目処が立ったものの、「高校卒業後の進路」や「将来の自立に向けた準備」などについては不安が残りました。

LITALICOライフの勉強会では、参加者のうち、希望の場合は無料で個別相談も受けられるそうです。

高校卒業後のことについては実際に個別に相談してみようと思います！

LITALICOライフでは保護者さま向けの無料オンライン勉強会「ADHD向け　個性に合った中学校選び」を開催中です。ぜひ気軽にご参加ください。