ビジョントレーニングはどこで受けられる?

ビジョントレーニングはどこで受けられる?

ビジョントレーニングのやり方を学べる施設としては、下記が挙げられます。

・児童発達支援事業所や放課後等ディサービスなどの療育施設
・民間のトレーニングセンター 
・学校の通級指導教室
・スポーツジム  など

上記の施設がすべてビジョントレーニングを実施しているわけではないため、気になる場合は問い合わせてみるのがよいでしょう。
また、「学習上の困りごとを改善するためにビジョントレーニングを受けたい」「スポーツで役立つビジョントレーニングを受けたい」など、目的に合ったビジョントレーニングに対応しているかどうかも合わせてチェックしておきましょう。

ビジョントレーニングのまとめ

ビジョントレーニングは、「見る力」の向上をサポートするトレーニングの総称です。

「学習上の困りごとを改善するため」「スポーツのトレーニングのため」など、さまざまな目的で活用されています。

ビジョントレーニングにより、効率的に「見る力」の活用ができるようになることで、学習や運動に取り組む際の負担感が軽減し、物事をじっくりと考えたり、理解したりする力を確保することができるかもしれません。

困りごとや特性を理解し、子どもに合わせたサポートを検討してみるといいでしょう。
参考:佐藤七瀬、 新井里依、角田茉里恵、安藤瑞穂、熊谷恵子「アーレンシンドローム者の視機能に関する検討」
https://doi.org/10.32198/jald.30.2_126
参考:e-ヘルスネット「 学習障害(限局性学習症)」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-03-004.html
『学習につまずく子どもの見る力』
奥村 智人 (著), 若宮 英司 (著), 玉井 浩 (監修)
明治図書
Amazonで詳しく見る
LD ADHD&ASD 2022年4月号 特集「見る力」を育む「ビジョントレーニング」
特別支援教育士資格認定協会編(2022)
明治図書
Amazonで詳しく見る
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

SLD(限局性学習症)
LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。

追加する

バナー画像 バナー画像

年齢別でコラムを探す


同じキーワードでコラムを探す



放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。