通院の目安や、発達の遅れや育てにくさを感じた場合の相談の目安
もしかしたら病気なの?通院の目安
0~1歳代に比べて体力的に成長し、自己免疫も獲得していきます。それでも、保育園で流行するとインフルエンザ、RSウイルス、手足口病、アデノウイルス、胃腸炎などの感染症にはかかりやすいでしょう。外遊びが増えてくるにつれて、熱中症やしもやけといった、外気温の影響による症状も多くみられます。
こうした病気や症状は、治る病気です。体力がついてきた2歳児にとって、そのときは苦しいかもしれませんが、小児科を受診して安静にすれば、ほとんどは回復します。
ますます活発に体を動かすようになり、ころんだりぶつけたりといったケガも増えます。頭を打った、出血が止まらない、やけど、打ったところがひどく腫れる、などがあったら、すぐに受診しましょう。さらに、原因は病気でもケガでも、意識がない、呼吸がおかしい、痙攣を起こしているという場合には、救急医療に連絡してください。
また、今までできていたことができなくなったり、したがらなくなったりという場合には、かかりつけの小児科で、まずは相談してください。
こうした病気や症状は、治る病気です。体力がついてきた2歳児にとって、そのときは苦しいかもしれませんが、小児科を受診して安静にすれば、ほとんどは回復します。
ますます活発に体を動かすようになり、ころんだりぶつけたりといったケガも増えます。頭を打った、出血が止まらない、やけど、打ったところがひどく腫れる、などがあったら、すぐに受診しましょう。さらに、原因は病気でもケガでも、意識がない、呼吸がおかしい、痙攣を起こしているという場合には、救急医療に連絡してください。
また、今までできていたことができなくなったり、したがらなくなったりという場合には、かかりつけの小児科で、まずは相談してください。
発達に遅れがあると感じたら?専門家に相談する目安
2歳代は、自分の意志がはっきりしてきて、身体能力としてもさまざまなことができるようになります。それでも、自分が思ったようにできないことや、大人に制限されることに対して、怒り泣きするようなことはよくあり、イヤイヤ期と呼ばれる所以です。それでも、特に次のような様子がみられる場合、発達について少し気にかけたほうがいい状況かもしれません。
・癇癪
同じことにこだわって、何時間もその場を離れられないなど、手がつけられなくなるほどの癇癪を起こす。
・チック症、常同行動
自分の意志とは違う様子で体の一部が勝手に動いてしまうチックや、同じ場所でくるくる回っているといった常同行動がよくみられる。
・多動
興味があるものに突進してしまう、突然走り出す。頻繁に迷子になる。
・集団行動をしない、苦手
極端に人見知りで、児童館など同じところに何度通ってもなじめない。ほかの子どもの様子にまったく関心がない。ひとり遊びが多く、ごっこ遊びや見立て遊びをしない。
・夜泣き(夜驚症)
眠っているのに突然泣き叫ぶ、抱っこしても、水を飲ませようとしても、わけも分からず泣き続けて、本人も覚えていない。
・遊びたがらない
手が汚れることを極端に嫌がって、砂や粘土などで遊びたがらない。
こうした「様子が気になる」ことや「育てにくい」と感じることが多い場合は、一度発達相談で専門家に話をしてみるといいかもしれません。
・癇癪
同じことにこだわって、何時間もその場を離れられないなど、手がつけられなくなるほどの癇癪を起こす。
・チック症、常同行動
自分の意志とは違う様子で体の一部が勝手に動いてしまうチックや、同じ場所でくるくる回っているといった常同行動がよくみられる。
・多動
興味があるものに突進してしまう、突然走り出す。頻繁に迷子になる。
・集団行動をしない、苦手
極端に人見知りで、児童館など同じところに何度通ってもなじめない。ほかの子どもの様子にまったく関心がない。ひとり遊びが多く、ごっこ遊びや見立て遊びをしない。
・夜泣き(夜驚症)
眠っているのに突然泣き叫ぶ、抱っこしても、水を飲ませようとしても、わけも分からず泣き続けて、本人も覚えていない。
・遊びたがらない
手が汚れることを極端に嫌がって、砂や粘土などで遊びたがらない。
こうした「様子が気になる」ことや「育てにくい」と感じることが多い場合は、一度発達相談で専門家に話をしてみるといいかもしれません。
発達が遅れているかも?と思った時の相談先
自治体で行われる乳幼児健診は、1歳6ヶ月の次は3歳児健診となり、2歳代はありません。でも、もし発達の遅れが心配されるときには、かかりつけの小児科医でまず相談してみましょう。あるいは、次のような地域の相談窓口を活用しましょう。
保健センター
公的機関であり、健康や保育に関する地域の相談窓口のような場所です。各種の健診、発達相談などを行っています。引っ越したばかりなど、どこに相談していいか分からない場合にも地域医療とつながる最初の窓口となります。
児童発達支援センター
保健センターと同様に公的機関ですが、児童発達支援センターは子どもの発達支援に特化した窓口となります。発達相談をしたのちに、児童発達支援センターでもっと具体的な子育てについての相談などができます。
家庭でできること
イヤイヤ期への対応
あまりにいうことを聞かず、イヤイヤばかり言われると大人も疲れてしまうかもしれません。でもそこで感情的にならずに受け流すことも必要です。たとえば、着替えがイヤというときには、「どっちにする?」と選択肢を見せて子どもに選ばせたり、突然何かをさせるのではなく、「そろそろお水飲もうか」などと見通しが持てるような声かけをすることも大事です。
癇癪を起したとき
大切なのは𠮟らないことです。叱っても状況が悪化することはあっても、収まることはほとんどありません。まずは子どもの気持ちに寄り添ってみましょう。寄り添うというのは、そのときのその子どもの気持ちを代弁することです。うまくできなくて怒ったら「おしかったね」、泣いていたら「かなしかったね」という具合です。「もう一回やってみようか」という誘いもよい方法です。ただ、こうしたことは、大人の側の心の余裕がないとできないものです。保護者だけで頑張ろうとしないで、保育園、児童発達支援センターなどで相談することが大切です。