「運転免許を拒否、又は保留される場合」とは?
息子が受付で聞いてみたところ、「一定の症状を呈する病気など」があると免許の交付を受けられない場合があるとのこと。そして、この「一定の症状を呈する病気など」の内容は警察庁のサイトに載っているとのことでした。
発達障害があるないに関わらず、ここに掲載された症状のある人には交付を見合わせることがあるということらしいです。一見したところ、息子に当てはまるところはないようですが……。
「もし自動車教習所を卒業した後で、免許が交付されないようなことがあってはご本人が困りますから、『安全運転相談』に行ってください。相談の結果、運転できるとなりましたら入学受付を進めます」と、受付の方に言われ『安全運転相談』を受けることになりました。
お使いクエスト発生!
『安全運転相談』は自動車教習所ではなく、自動車運転免許試験場で行われます。予約は電話でできるのですが、相談受付時間が限られていて、私たちとの予定がなかなか合わず、実際に受けられたのは3週間後でした。
ちなみにこの『安全運転相談』以前は『運転適性相談』と呼ばれていました。高齢者が免許返納を相談する窓口として話題になったこともありましたね。
ちなみにこの『安全運転相談』以前は『運転適性相談』と呼ばれていました。高齢者が免許返納を相談する窓口として話題になったこともありましたね。
実際の内容は、(あくまで息子の場合ですが)シミュレーターを使っての乗り降り、ペダルの踏み間違いが高頻度で起こらないかなどのチェック、後はどのような病状や不安があるのかをお伝えするというもの。
話始めてほんの10分ほどで、面接官の方には「問題ないですよ。かかりつけ医に『運転できます』って書いてもらってきてください」と、言ってもらえました。
安心しましたが、『安全運転相談』で問題ないと言われたら終わりというわけではなかったのですね。病院に行く必要もあるそうです。タケルの主治医の予約が取りにくいということもあり、私は少々疲れてきてしまいました……。
ASD息子の正直すぎる対応
その翌週、ありがたいことに「書類用の面談だけなら」と主治医の先生に予約を受けてもらうことができました。しかし、思ったより日にちが近かったので私の予定繰りができません。そこで「いつもの先生だし」と、息子が一人で病院に行くことになりました。
これが大失策!
主治医に「運転できる自信はありますか? 訓練頑張れますか?」って聞かれたタケル、「運転したことないんで分からないです」とバカ正直に言ってしまいました。しかも「それでは運転できると書けません」と言われて、「そうですか」と帰って来てしまったのです。クエスト失敗です。
主治医に「運転できる自信はありますか? 訓練頑張れますか?」って聞かれたタケル、「運転したことないんで分からないです」とバカ正直に言ってしまいました。しかも「それでは運転できると書けません」と言われて、「そうですか」と帰って来てしまったのです。クエスト失敗です。