発達支援や関わり方のヒントに!支援者のマインドチェンジ、専門外来受診の解説、吃音や睡眠の悩み、心を学ぶ絵本など気になる5冊をご紹介
ライター:発達ナビBOOKガイド
今月の新刊紹介は、支援者のマインドチェンジに役立つ本や、小児神経科医による専門外来受診の解説本、吃音との向き合い方など、注目の5冊をご紹介します!
支援者の不安を軽減『マインドチェンジでうまくいく! 配慮が必要な子どもの発達支援』
本書は、配慮を必要とする子どもの支援者自身が、過度な心身の負担なく、子どもにとって最善の支援を行うために持ちたいマインドについて紹介しています。
チェンジしたい20のマインドのテーマが紹介されており、それぞれのテーマごとに、マインドチェンジの理由、マインドからの保育実践、WORK、マインドチェンジの確認チェックが掲載されています。そのほか、支援の実践エピソードや、用語解説などのコラムもふんだんに盛り込まれています。また、巻末にはマインドチェンジのためのコピーツールもあり、活用することができます。
著者である藤原里美さんは「子どもは1ミリも変えずに」、子どものまわりの世界を変えるマインドを持つことーーそうすることで見える世界は一変し、たとえ子どもの不適切な行動は変わらなくても、安心して支援に取り組むことができる、と言います。支援者だけではなく、発達が気になるお子さんとの関わり方に悩む保護者にとっても、子育てのヒントが詰まった一冊です。
チェンジしたい20のマインドのテーマが紹介されており、それぞれのテーマごとに、マインドチェンジの理由、マインドからの保育実践、WORK、マインドチェンジの確認チェックが掲載されています。そのほか、支援の実践エピソードや、用語解説などのコラムもふんだんに盛り込まれています。また、巻末にはマインドチェンジのためのコピーツールもあり、活用することができます。
著者である藤原里美さんは「子どもは1ミリも変えずに」、子どものまわりの世界を変えるマインドを持つことーーそうすることで見える世界は一変し、たとえ子どもの不適切な行動は変わらなくても、安心して支援に取り組むことができる、と言います。支援者だけではなく、発達が気になるお子さんとの関わり方に悩む保護者にとっても、子育てのヒントが詰まった一冊です。
マインドチェンジでうまくいく! 配慮が必要な子どもの発達支援
中央法規出版
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現役小児神経科医による解説本『発達が気になる子どもが小児科の専門外来を受診するとき 診察室で行われていること』
公立病院に勤務する現役の小児神経科医・柏木充先生によって書かれた本書は、受診から診断までの一連の流れが、小児神経科医ならではの解説と共に紹介されています。なかには、受診前の心構えや初診時の問診で聞かれることなど、日々の診療で多くの親子に接している医師だからこそ分かる、専門外来を初めて受診する時に不安に感じやすい内容についても触れられています。
診察や検査、主な神経発達症(ASD/自閉スペクトラム症、ADHD/注意欠如多動症など)とその併存疾患、薬剤治療などの医療に関する内容だけではなく、支援者間の連携などについても丁寧に解説されており、発達が気になるお子さんの保護者や学校の先生などにとって、手元に置いておきたいガイドブックのような一冊です。
診察や検査、主な神経発達症(ASD/自閉スペクトラム症、ADHD/注意欠如多動症など)とその併存疾患、薬剤治療などの医療に関する内容だけではなく、支援者間の連携などについても丁寧に解説されており、発達が気になるお子さんの保護者や学校の先生などにとって、手元に置いておきたいガイドブックのような一冊です。
発達が気になる子どもが小児科の専門外来を受診するとき 診察室で行われていること
金子書房
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吃音のある人への支援や合理的配慮について、理解を深める『吃音ドクターが教える「なおしたい」吃音との向き合い方 初診時の悩みから導く合理的配慮』
自身も吃音のある医師・菊池良和先生によって書かれた本書。タイトルにあるように、吃音をなおしたいと思う当事者や家族の方は多くいらっしゃると思います。しかし、本書には「なおす方法」が書いてあるわけではありません。これまでの吃音のセラピーは、吃音のある本人へのアプローチが主流でしたが、本人が困りごとを抱えている背景には、聞き手側の配慮・理解が影響していることも多いと言います。
第一章では当事者が吃音をなおしたいと思う背景、第二章では32の事例紹介と治療の実践編について紹介されています。また、巻末資料として、園や学校、職場などで合理的配慮を受けるためのテンプレート文が掲載されています。
吃音のある人への理解・配慮があれば、吃音があることで困ったり悩んだりすることは減らせるのではないか?一人でも多くの“アライ(味方)”を増やしたい、そんな思いで書かれた本書。吃音のある人への支援や合理的配慮について、理解を深めることができる一冊です。
第一章では当事者が吃音をなおしたいと思う背景、第二章では32の事例紹介と治療の実践編について紹介されています。また、巻末資料として、園や学校、職場などで合理的配慮を受けるためのテンプレート文が掲載されています。
吃音のある人への理解・配慮があれば、吃音があることで困ったり悩んだりすることは減らせるのではないか?一人でも多くの“アライ(味方)”を増やしたい、そんな思いで書かれた本書。吃音のある人への支援や合理的配慮について、理解を深めることができる一冊です。
吃音ドクターが教える「なおしたい」吃音との向き合い方 初診時の悩みから導く合理的配慮
学苑社
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