放デイ・児発の探し方とショートステイのリアル!読者アンケート結果や体験談まとめ
ライター:発達ナビ編集部
発達ナビでは利用者の皆さんへアンケートにて「放デイ(放課後等デイサービス)、児発(児童発達支援)」についての体験を募集いたしました。今回は「施設をどのように探したか」についてのコメントを抜粋してご紹介いたします。また、「長期休みでの子どもの障害者支援施設や児童福祉施設などの短期入所(ショートステイ)、家族のレスパイトケア」についてのアンケート結果も紹介いたします。
【放課後等デイサービス・児童発達支援探し、その後の短期入所、ショートステイなど】アンケートの結果発表!発達ナビ利用者の皆さんから寄せられたコメントも紹介!
放課後等デイサービスや児童発達支援施設探しの実態は?読者アンケートの結果を紹介
施設探しはおおむねスムーズにいった:50%
施設探しは大変だった:38%
その他 :12%
発達ナビでは利用者の皆さんへアンケートにて「放デイ(放課後等デイサービス)、児発(児童発達支援)」についての体験を募集いたしました。「施設探しはおおむねスムーズにいった」が50%、「施設探しは大変だった」が38%、「その他」が12%という結果になりました。今回は「施設をどのように探したか」についてのコメントを抜粋してご紹介いたします。
発達障害がある子の通所施設、どうやって探した?何が大変?リアルな声をご紹介!
・施設探しは大変だった
二人とも、特性が違うため、それぞれの特性に合わせたデイサービスを探すのが難しかったです。
ひとつは、相談できる場所としてのデイサービス事業所を選び、二人ともが利用して、さまざまな課題について相談しました。
また、特性に合わせて、姉弟分離し、子供達それぞれが、デイサービスで生き生きと過ごせるような時間を作ってもらいました。
常に、姉弟のセットでは、個々への対応が中途半端になると考えたからです。
・施設探しはおおむねスムーズにいった
入学前に2つの放課後デイを見学させてもらい、より息子が好きそうな方の放課後デイに決め小学4年生の現在も利用しています。
長期休み、短期入所やショートステイを利用してる?アンケートの結果は……
短期入所(ショートステイ)、レスパイトケアを利用したことがある (21%)
短期入所(ショートステイ)、レスパイトケアを利用したことはない (79%)
長期休みなど、ずっと子どもと一緒だと仕事や家事が進まない、体力的に厳しい、叱ることが多くなって反省ばかり……などといった場面も増えるのではないでしょうか。発達ナビでは「長期休みでの子どもの障害者支援施設や児童福祉施設などの短期入所(ショートステイ)、家族のレスパイトケア」についてのアンケートも行いました。
「短期入所(ショートステイ)、レスパイトケアを利用したことがある」が21%、「短期入所(ショートステイ)、レスパイトケアを利用したことはない」が79%と約2割の方が短期入所を利用したことがあるという結果になりました。
「短期入所(ショートステイ)、レスパイトケアを利用したことがある」が21%、「短期入所(ショートステイ)、レスパイトケアを利用したことはない」が79%と約2割の方が短期入所を利用したことがあるという結果になりました。
短期入所(ショートステイ)、レスパイトケアアンケートに寄せられたコメントをご紹介!
短期入所(ショートステイ)、レスパイトケアの利用については以下のようなコメントが寄せられています。
・短期入所(ショートステイ)、レスパイトケアを利用したことがある
子どもが支援学校中学部に進学した頃からレスパイトを利用し始めました。友人(支援学校の先生)から「今後のことを考えて、先生、親以外の大人と接する経験をした方が良いと」アドバイスを受けたこともきっかけの一つです。
・短期入所(ショートステイ)、レスパイトケアを利用したことがない
かかりつけの児童精神科へのレスパイト入院を申し込んでいるが、なかなか空きが出ないのと、本人が超絶拒否(必要性が云々というよりとにかく嫌だ)。
必ずしも入院が必要な程の問題行動があるわけではないので、強制入院させるのも抵抗はあるが、個人的にはシンドイのが正直な気持ち。
児童発達支援や放課後等デイサービスもですが、短期入所(ショートステイ)も地域によって探し方の難しさに差があるようです。
短期入所など、今のお子さんの年齢などを考えると「まだ早い」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、事前に自治体のサービス内容などを確認しておくと安心かもしれません。
短期入所など、今のお子さんの年齢などを考えると「まだ早い」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、事前に自治体のサービス内容などを確認しておくと安心かもしれません。
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
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