自閉症姉弟でそれぞれ違った!わが家の「放デイ」利用法と選んだ決め手【読者体験談】
ライター:ユーザー体験談

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わが家には、ASD(自閉スペクトラム症)の姉と弟がいます。二人ともマイペースで、食べることが大好き。そしてちょっぴり負けず嫌いな性格です。
そんなきょうだいが小学生になり、それぞれの特性に合わせた「放課後の過ごし方」を少しずつ見つけてきました。
今回は、わが家の工夫や子どもたちの様子について、振り返ってみたいと思います。【発達ナビではユーザーさんからの子育てエピソードを募集中!今回は「放課後の過ごし方」についてのエピソードをご紹介します】

監修: 森 しほ
ゆうメンタル・スキンクリニック理事
ゆうメンタルクリニック・ゆうスキンクリニックにて勤務。産業医として一般企業のケアも行っている。
・ゆうメンタルクリニック(上野/池袋/新宿/渋谷/秋葉原/品川/横浜/大宮/大阪/千葉/神戸三宮):https://yuik.net/
・ゆうスキンクリニック(上野/池袋/新宿/横浜):https://yubt.net/
ASD(自閉スペクトラム症)の姉弟を育てています
わが家にはASD(自閉スペクトラム症)の姉弟がいます。長女が5歳、次男が4歳のときに診断を受けました。二人ともマイペースで、食べることが大好き。そして、ちょっぴり負けず嫌いな性格です。現在は長女が小学4年生、次男が小学2年生になりました。今回は、そんなわが家の「放課後の過ごし方」をご紹介します。
わが家の放課後スケジュールはこのような感じです。
・週2回:放課後等デイサービス(放デイ)
・週4回:自宅で過ごす
・不定期で利用:放課後教室(本人の希望により)
わが家の放課後スケジュールはこのような感じです。
・週2回:放課後等デイサービス(放デイ)
・週4回:自宅で過ごす
・不定期で利用:放課後教室(本人の希望により)
私は仕事やPTAの役員仕事などがあるため、毎日決まった時間に帰ることはなかなかできません。そんなときは、同居している義母にお願いすることもあります。義母が不在の曜日(週2日)は、放デイを利用。放デイは曜日を固定して通所しています。不定期で利用している放課後教室は、学童とは違い、地域ボランティアによる無料の預かり事業です。夏は16時半、冬は16時まで開室していて、工作や遊具遊びなど、楽しく過ごせる場です。
なお、2歳違いの姉弟はそれぞれ別の放デイを利用しています。
なお、2歳違いの姉弟はそれぞれ別の放デイを利用しています。
姉の場合:癇癪と不安感から放デイ利用をスタート
長女が小1のときは、家に祖母がいて、コロナ禍の中だったため私の仕事も子どもの下校より早く終わる状況が多く、放デイの利用は考えていませんでした。そもそも、当時は放デイの存在自体を知らなかったのですが……。
でも、弟の診断・療育開始をきっかけに私の外出が増え、長女が「家に一人でいるのが不安そう」「癇癪が増えた」と感じるようになりました。そんな中、学校に定期的に見回りに来るソーシャルワーカーの方から、放デイの存在を教えていただきました。
今利用している放デイは、
・同じ小学校の子も通っている
・土曜日にイベントもあり楽しそう
・場所見知りが激しい娘が「また行きたい」と言った
という理由から決めました。
ただ、娘は近所のお友だちが大好きで「一緒に遊ぶ時間が足りないから放デイ行きたくない!」となる日もあるようです。でも、行ったら行ったで楽しんでいるようなので、無理のない範囲で利用しています。
でも、弟の診断・療育開始をきっかけに私の外出が増え、長女が「家に一人でいるのが不安そう」「癇癪が増えた」と感じるようになりました。そんな中、学校に定期的に見回りに来るソーシャルワーカーの方から、放デイの存在を教えていただきました。
今利用している放デイは、
・同じ小学校の子も通っている
・土曜日にイベントもあり楽しそう
・場所見知りが激しい娘が「また行きたい」と言った
という理由から決めました。
ただ、娘は近所のお友だちが大好きで「一緒に遊ぶ時間が足りないから放デイ行きたくない!」となる日もあるようです。でも、行ったら行ったで楽しんでいるようなので、無理のない範囲で利用しています。
弟の場合:きょうだい別の放デイに。本人の「楽しい!」が決め手
弟が小1になる際には、「姉と同じ放デイだと家にいるときと同じになってしまうのでは?」と考え、別の放デイを選びました。年長さんの年度末から探しはじめたため、ほとんどの施設はすでに定員いっぱい……。そんな中でも体を動かすのが好きな息子に合いそうな「運動療育」を取り入れている施設を見学しましたが、本人が怖がってしまって断念しました。
結局小2から通いだしたのですが、今通っている放デイに決めたのは、
・見学で「楽しい!」と笑顔を見せた
・所長さんが息子に優しく接してくれた
というポイントが大きかったです。息子も放デイで大好きなサッカーを楽しんでいて、今のところ「行きたくない」と言われたことはありません。
結局小2から通いだしたのですが、今通っている放デイに決めたのは、
・見学で「楽しい!」と笑顔を見せた
・所長さんが息子に優しく接してくれた
というポイントが大きかったです。息子も放デイで大好きなサッカーを楽しんでいて、今のところ「行きたくない」と言われたことはありません。
