【25年11月注目ニュース】障害のあるお子さん向け映画観賞会、ヘラルボニーイベント、神奈川県庁で楽しむWS、松山ケンイチ主演26年新ドラマなど

ライター:【編集部厳選】最旬ニュース
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今月のニュースでは、映画上映会『あったかタイム in イオンシネマ』、ヘラルボニーの体験型イベント『FUNclusion Week 2025』、神奈川県庁の『ともにあそぶってなんだったっけ』ワークショップ、松山ケンイチさん主演ドラマ『テミスの不確かな法廷』をご紹介します。

目次

声を出しても動いても大丈夫!発達・知的障害のあるお子さんと家族のための上映会『あったかタイム in イオンシネマ』が12/5開催

あったかタイム in イオンシネマ
あったかタイム in イオンシネマ
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イオンエンターテイメント株式会社と株式会社イオンファンタジーが主催する映画鑑賞会『あったかタイム in イオンシネマ』が、12月5日(金)にイオンシネマ板橋で開催されます。「あったかタイム」の最大の特徴は、参加者全員が障害の特性に理解があり、お互いに配慮し合える環境であること。そのため、もし上映中にお子さんが大きな声を出したり、立ち上がったりしても大丈夫です。映画館へのお出かけをためらっているご家族にとって、このイベントは安心して映画館デビューを飾るきっかけになるかもしれません。
イオンシネマ幕張新都心で行われた初開催の様子
イオンシネマ幕張新都心で行われた初開催の様子
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今年7月にイオンシネマ幕張新都心で行われた初開催では、約70名の家族が参加し、そのうち15組が映画館デビューを果たしました。保護者からは、「多動などで周りに迷惑をかけてしまうため今まで諦めていたが、今回初めて経験させてあげることができて嬉しかった」「キラキラした目でスクリーンを観ている子どもたちを見て涙が出た」といった感想が多数寄せられ、非常に満足度の高いイベントだったことがうかがえます。
第二弾となる今回上映されるのは、大人気アニメ『パウ・パトロール』のスピンオフ作品、『ラブル&クルー IN シアター』。上映時間は約53分と、集中力が続くか心配なお子さんにもチャレンジしやすい長さとなっています。安心して映画を楽しめるこの特別な機会に、ぜひ申し込んでみてはいかがでしょうか。

【詳細】
『あったかタイム in イオンシネマ』
日時:2025年12月5日(金)
入場開始:15:30
鑑賞説明:16:00
上映時間:16:10~17:00(本編53分)
会場:イオンシネマ板橋 (東京都板橋区徳丸 2-6-1 イオン板橋ショッピングセンター5階)
対象:知的・障害児(者)、ご家族、支援者など
定員:120名 ※事前のチケット購入が必要です
車いす席あり(2席、劇場の有⼈窓⼝までお越しいただくか劇場までお問合せください)
費用:一般1,200円、高校生以下1,000円(3歳以上有料/2歳以下ひざ上無料)
障がい者割引あり ※付き添いの方2名様までお一人1,000円(税込) ※当日受付で手帳などをご呈示ください
※クリックすると、発達ナビのWebサイトからイオンシネマ板橋のWebサイトに遷移します

【下北沢で開催】映画、アート、香りで選ぶ花……ヘラルボニーが贈る体験型イベント『FUNclusion Week 2025』

FUNclusion Week 2025
FUNclusion Week 2025
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「異彩を、放て。」をミッションに掲げる株式会社ヘラルボニーと株式会社大広が、12月の「障害者週間」に合わせ、新しいインクルージョンの形を提案するイベント『FUNclusion Week 2025』を、12月5日(金)、6日(土)に下北沢・BONUS TRACKを中心に開催します。

※「障害者週間」とは
障害者基本法に基づき毎年12月3日から9日までの期間が障害者週間と定められています。


本イベントのテーマは、「FUN(楽しさ)」と「Inclusion(包摂)」を掛け合わせた造語「FUNclusion(ファンクルージョン)」。目指すのは、理屈による障害への理解ではなく、「楽しい」「好き」というポジティブな感情をきっかけに、多様な人々が自然に混ざり合う空間です。会場となるBONUS TRACK周辺では、ヘラルボニーがキュレーションする作家たちによる彩り豊かな「アート展示」をはじめ、バリアフリー字幕と音声ガイド付きの作品を上映する「映画祭」、指先の感覚を使って遊ぶゲームなど、五感をフルに使って楽しめる企画が揃っています。

中でも注目は、ヘラルボニーのブラインド・コミュニケーターである石井健介さんが企画し、日比谷花壇とコラボレーションした「見えないお花屋 ブラインドフラワーショップ」です。視覚に頼らず、香りや手触りだけで、市場には出回らない規格外の花と向き合い、自分だけの花言葉をつける——。普段は見過ごしてしまう感覚を研ぎ澄ます、特別な体験が待っています。
川内有緒さん×石井健介さんによるトークイベントも
川内有緒さん×石井健介さんによるトークイベントも
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あわせてチェックしたいのが、本屋B&Bが主催する予約制のトークイベントです。 登壇するのは、ベストセラー『目の見えない白鳥さんとアートを見に行く』の著者・川内有緒さんと、フラワーショップ企画を担当した石井健介さん。「FUNclusion Week」の見どころ紹介はもちろん、会場内では「雑談型アート鑑賞」も実施予定とのこと。「楽しい」という感情の先に見えてくる新しい世界について語り合う、濃密な時間になりそうです。

アートやエンターテインメントの力、そして遊び心あふれる仕掛けを通じて、コミュニケーションの面白さや新しい世界の見え方に気づくきっかけを、ぜひ下北沢で体感してみてください。

【詳細】
『FUNclusion Week 2025(ファンクルージョンウィーク)』
日時:2025年12月5日(金)、6日(土)
※コンテンツにより開催期間が異なります。詳細は公式サイトをご覧ください
会場:BONUS TRACK、本屋B&B、シモキタエキマエシネマK2ほか (東京都世田谷区代田2-36-15周辺)
内容:アート展示、トークイベント、ワークショップ、映画祭ほか (Eテレ『The Wakey Show』ミニイベント、ジェスチャーで注文する洋食屋さん体験など)
※クリックすると、発達ナビのWebサイトからFUNclusion Week 2025のWebサイトに遷移します

親子で共遊体験!『ともにあそぶってなんだったっけ』ワークショップを神奈川県庁で開催

ともにあそぶってなんだったっけ プレイフルワークショップ Vol.1
ともにあそぶってなんだったっけ プレイフルワークショップ Vol.1
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「ともに生きる社会」を掲げる神奈川県と、幼児保育の教材教具の企画・製造、教育支援で知られる株式会社ジャクエツがタッグを組み、新しい「あそび」の場を提案するイベント『ともにあそぶってなんだったっけ プレイフルワークショップ Vol.1』を、12月21日(日)に神奈川県庁大会議室で開催します。

本イベントが提供するのは、ジャクエツが展開するデザインワークショップ「PLAYFUL ATELIER(プレイフル・アトリエ)」を通じて、子どもたちや親子が無心になって遊ぶ時間そのものです。会場では『みんなでつくろう!「ともいきパーク」』をテーマに、「こんなあそび場がほしい!」という自由な発想や願いを形にしていきます。用意されているのは、「新聞の森」や「Bブロックチャレンジ」といった、創造力を刺激するプログラム 。テーマは当日変更となる場合がありますが、どのプログラムも多様な感性や違いを受け入れ合う楽しさに満ちています。

「PLAYFUL ATELIER」が大切にしているプロセスは、「つくる→かたる→ふりかえる」の3ステップ 。自ら遊び、体験から学びを創造する「コンストラクショニスト・ラーニング(構築主義的な学び)」を体感しながら、遊びの中で生まれる「自分だけの感性」や「お友だちとの違い」などを、自然と認め合える空間が広がります 。

「ともに生きる」ことの温かさや面白さに気づくきっかけを、この機会にぜひ親子で体感してみてください。
【詳細】
『ともにあそぶってなんだったっけ プレイフルワークショップ Vol.1』
日時:12月21日(日)
① 10:30〜12:00
② 14:00〜15:30
※会場は10:00〜17:00まで開放
会場:神奈川県庁大会議室
定員:各回定員40名(事前予約制)
問い合わせ:神奈川県福祉子どもみらい局 共生推進本部室共生企画グループ
電話/045‐210‐4961(平日8:45~17:00)
申し込み方法:下記二次元コードより
チケットの申し込みはこちらの二次元コードから
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※クリックすると、発達ナビのWebサイトから「ともに生きる社会かながわ憲章」ポータルサイトに遷移します
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【2026年1月6日スタート】松山ケンイチ主演、発達障害の裁判官が難事件に挑む。NHKドラマ『テミスの不確かな法廷』

テミスの不確かな法廷
テミスの不確かな法廷
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松山ケンイチさんが主演する、NHKドラマ10『テミスの不確かな法廷』が2026年1月6日(火)よりスタートします。

本作で松山さんが演じるのは、幼少期にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の診断を受けた裁判官・安堂清春。「法律だけは個人の特性に関わらず変わらないルール」であり、それを学ぶことで自分も社会の一員になれると信じ法曹界に入った彼は、主治医の助言をもとにコミュニケーションや振る舞い方などを習得。「普通」であろうと努力を重ねてきました。

一方では、空気を読むことが苦手で、自分でも抑えられない衝動的な行動をとってしまうことから、人との関わりを恐れてきた一面もあります。しかしドラマの中では、その特性ゆえのこだわりが誰も気づかなかった事件の矛盾をあぶり出し、真実へと迫る鍵となっていきます。

松山さんは役柄について、「凸凹は誰しもがあるけれど、その裏にはさまざまな心の傷があるように思います。安堂の鋭いきめ細かな感性に寄り添っていくことで、人間について新たな発見や気づきがある作品にできれば」とコメントを寄せています。また、「温かく優しい目線で描かれている」とも語る通り、特性を単なる苦労としてだけでなく、その裏にある繊細な感性や一人の人間としての葛藤に光を当てた作品となっています。

「普通」とは、そして「正義」とは何か。法廷ミステリーとしての面白さはもちろん、自身の特性と向き合いながら懸命に生きる主人公の姿に、多くの気づきをもらえるヒューマンドラマとなりそうです。
【詳細】
番組名:ドラマ10『テミスの不確かな法廷』
放送予定:2026年1月6日(火)スタート <全8回>
毎週火曜22:00〜22:45【総合】
[再放送]毎週金曜0:35〜1:20 ※木曜深夜【総合】
原作:直島翔『テミスの不確かな法廷』
脚本:浜田秀哉
演出:吉川久岳、山下和徳、相良健一、富澤昭文
出演:松山ケンイチ ほか
※クリックすると、発達ナビのWebサイトからNHKのWebサイト内ドラマ情報『テミスの不確かな法廷』に遷移します
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。

ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。

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