初めて“集中できた”マンツーマン塾との出会い
次に選んだのは、プロ講師が1対1で教えるマンツーマン塾。授業料は高額でしたが、息子は初めて集中して勉強に取り組むことができました。
先生を心から慕い、まるで生まれたてのひよこが親鳥を見るかのよう。授業後、「息子さんはだんだん椅子からずり落ちていくんですよ」と報告を受けたときは「ほんとにすいません!」と態度の悪さに冷や汗をかきましたが、穏やかに見守ってくれる姿に救われました。息子自身、少しずつ「勉強って楽しい」という気持ちが芽生え、真剣に向き合い始めるようすが見られました。
先生を心から慕い、まるで生まれたてのひよこが親鳥を見るかのよう。授業後、「息子さんはだんだん椅子からずり落ちていくんですよ」と報告を受けたときは「ほんとにすいません!」と態度の悪さに冷や汗をかきましたが、穏やかに見守ってくれる姿に救われました。息子自身、少しずつ「勉強って楽しい」という気持ちが芽生え、真剣に向き合い始めるようすが見られました。
息子をまるごと受け入れてくれた小規模塾
とはいえ、マンツーマン塾は高額で、わが家の家計では、毎日通うことは不可能。そんなときにみつけたのが、当時はまだチェーン展開もしていなかった小規模塾です。その塾の先生たちは大学時代の仲間同士で立ち上げたそうで、「教えるのが好き」という情熱が伝わる雰囲気がありました。
入塾後の面談では、「息子さん元気が良くて。この間は窓から落ちそうになったの止めましたよ」「消しゴムを飛ばして遊んでます」などと笑いながら話してくれ、私はここでもまた冷や汗をかいたものです。
入塾後の面談では、「息子さん元気が良くて。この間は窓から落ちそうになったの止めましたよ」「消しゴムを飛ばして遊んでます」などと笑いながら話してくれ、私はここでもまた冷や汗をかいたものです。
授業はテンポよく、アイスブレイクなども交えて子どもたちを夢中にさせる工夫がされているようで、息子が塾の授業が楽しいとよく話していました。さらに、宿題は最低限。人気の塾だったので入塾希望者が絶えず、そのため先生方も営業活動は行わない方針で、100%子どもたちに向き合っていました。
ただ、保護者対応も最低限という方針だったので、保護者が先生とお話しできるのは数か月に一度の面談の時だけでした。
ただ、保護者対応も最低限という方針だったので、保護者が先生とお話しできるのは数か月に一度の面談の時だけでした。
経済的な壁で、マンツーマン塾を退塾
小学5年生の冬、集団塾の翌年度の塾代が年間100万円を超えることがわかり、マンツーマン塾分まで塾代を払うことが難しくなり、一か所に絞る必要がでてきました。心細さを感じながらも一度退塾することに。
それでも、受験直前の12月からは単発でマンツーマン塾も併用し、信頼できる先生方に支えられながら、最後の追い込みをしました。これはどちらかというと、母である私の心の安定の側面も大きかったかもしれません。心細さを一人で抱えきれなくなったのです。
それでも、受験直前の12月からは単発でマンツーマン塾も併用し、信頼できる先生方に支えられながら、最後の追い込みをしました。これはどちらかというと、母である私の心の安定の側面も大きかったかもしれません。心細さを一人で抱えきれなくなったのです。