【当事者体験】過集中の反動によるうつ状態を回避!アラームより効果的な「興味を移す」私のライフハック

ライター:くろまる
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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11001061932

私はこれまで、「集中すると止め時が分からない!そしてその反動で、あとから落ち込んでしまう」ということを何度も繰り返してきました。受験の失敗やうつ状態になるなど影響も大きかったので、何とかしなくてはと試行錯誤を繰り返し、現在は自分に合った対策を見つけることができています。今回は私が実践している具体的な対策を紹介します。

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監修: 鈴木直光
筑波こどものこころクリニック院長
1959年東京都生まれ。1985年秋田大学医学部卒。在学中YMCAキャンプリーダーで初めて自閉症児に出会う。同年東京医科歯科大学小児科入局。 1987〜88年、瀬川小児神経学クリニックで自閉症と神経学を学び、栃木県県南健康福祉センターの発達相談で数々の発達障がい児と出会う。2011年、茨城県つくば市に筑波こどものこころクリニック開院。

夢中になると止め時が分からない!

私は勉強やゲームなどに集中しすぎる傾向があり、それで大きな失敗もありました。

一番記憶に残っているのは大学受験での失敗です。受験数ヶ月前には1日10時間以上勉強をし続けていましたが、1ヶ月前くらいに突然プツッと糸が切れ、まったく勉強ができなくなってしまいました。

その状態のまま受験に挑みましたが、当然志望校には不合格。今振り返ってみると躁状態とその反動のうつ状態だったのだと思いますが、当時は何も分からずただ自分を責めるだけでした。双極性障害(双極症)と診断を受けたのはそれから5年くらい経ってのことです。
1日10時間以上勉強し続けた結果、受験直前にプツッと糸が切れてしまったことも
1日10時間以上勉強し続けた結果、受験直前にプツッと糸が切れてしまったことも
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ただ、集中すると止め時を失うことはそれ以前からありました。私はゲームが好きなのですが、はまった作品があると何時間でもプレイし続け、コントローラーを握ったまま寝落ちするなんてことも。もちろん翌日はなかなか起きられず、学校に行ってもまったく集中できませんでした。

大人になってからもその傾向は続き、資格勉強を頑張りすぎて、試験が終わった後に反動でうつ状態になったこともあります。

学生時代は(いけないことですが)授業中に寝たりサボったりすることで体調への影響を抑えていましたが、大人になってからはそういうわけにもいかず、ダイレクトに体調に響くようになってしまいました。

このような経験を通して、本気で対策を考えるようになり、その結果現在はフリーランスとして安定して仕事ができています。

今回は私が実践している対策を、理由も合わせて紹介します。

別の楽しみを用意して興味を移行させる

私は集中している状態を「楽しい」と感じています。そのため、強制的に中断しようとすると「楽しみを中断させられた」とモヤモヤが残ってしまうんですよね。

なので、集中していることと別の楽しみを用意することで、自然と興味が移行するような対策をしています。

別の楽しみにつなげる

最初に紹介するのは「別の楽しみにつなげる」という方法です。「『集中していること』を止める」というのはストレスになりますが「『別の好きなこと』をする」に変換するとスムーズに興味が移り、今行っている作業を止めやすくなると感じています。

私の趣味である「料理」を例に説明すると、手を止めたい時間にただアラームを鳴らすのではなく、スマホの画面に「料理の時間」と表示させるようにしておきます。それを見ると自然と興味が料理に移り、今行っている作業の手を止めて別の行動を起こせるようになります。

料理は私にとって「考える楽しみ」「つくる楽しみ」「食べる楽しみ」と3つも楽しいことがあるうえ、毎日行うことなので今のところベストな対策です。

料理以外にも「最近買ったゲームをする時間」などその時その時に楽しみにしていることを表示させるようにして、飽きがこないような工夫をしています。

楽しい時間を予約しておくことも

別の楽しみをあらかじめ予約しておく対策もあります。例えばテレビのオンタイマーをセットしておくことです。好きな番組が始まる時間に自動でテレビがつくようにセットしておくと、スムーズに興味の移行ができました。

今はテレビを持っていないため、好きな配信やサッカーの試合が始まる時間に合わせて通知がくるように設定しています。

それと、映画やヨガなど時間が決まっている外出の予約をしておき、出かける準備をする時間に通知がくるようにすることも効果的でした。ただ、お金がかかるのと選べる時間も限られているので、補助的な対策といった感じになりますが。

このように、強制的に止めるのではなく、別の好きなことにつなげるというのが私の基本的な対策です。好きなことや必要性の感じ方は人によって千差万別だと思うので、いろいろと試してみるといいかと思います。

場所の影響力を利用する対策も

場所のルールには素直に従える

私は強制的に中断させられるのが苦手と書きましたが、「この場所ではこう決まっている」というルールがあると素直に従うことができるという面もあります。その性質を利用して、あらかじめ時間が区切られている場所で作業するという対策をしています。

一番いいのはカフェで作業することです。カフェだとたいていWi-Fiが1時間で強制的に切れるので、それを機に作業を中断させることができます(パソコンを使った作業の場合ですが)。「勉強や仕事をする方は1時間まで」といったルールがあるカフェに行くのもいいですね。
カフェは強制的に作業を区切るのに最適な場所
カフェは強制的に作業を区切るのに最適な場所
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コミュニティも利用している

勉強会などの集まって作業するコミュニティも活用しています。カフェや貸し会議室に集まって、各自勉強や仕事などをするという会で、タイムキーパーがいて時間を区切ってくれるのでとてもありがたいです。

最近だとオンライン勉強会もありますね。複数人でビデオ通話しながら各自作業をするというもので、こちらもあらかじめ時間が決まっています。カフェに行くとお金がかかるので、費用が安い(またはかからない)オンライン勉強会は重宝しています。

ただ、ルールがあれば何でもいいかというとそれも違って。自分で時間を決めても守れず、仲のいい人が決めたことにもなかなか従えないです(甘えが出てしまうので)。あくまで「外」の場で決まっていることなら素直に従えるという感じです。難しいですね。
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