ママ友の一言で療育(発達支援)につながる
娘は発達障害の特徴に当てはまらない。そう思っていた私ですが、ある日、同じ支援センターに通っていたママ友から、子どもを療育(発達支援)に行かせることに決めたという話を聞きました。その子はうちの子と同じく1歳半健診での指摘がきっかけで療育に通う決心をしたそうです。
そのことを聞いて私は驚きました。なぜなら、その子は確かに発語が少し遅いものの、全く障害があるようには見えなかったからです。確かにおもちゃの片づけの時間に嫌がって泣き叫んだり、みんなが絵本の読み聞かせを黙って見ている時もほかの子と一緒に座らずにウロウロ立ち歩いたりということはありました。しかし、娘にも似たようなところがあり、ただの個性だと思っていたのでショックでした。
家に帰ると、私はさっそく「療育」という聞きなれない言葉で検索をしてみることにしました。すると、発達障害の診断が無くても療育が受けられることや、園が終わった後や放課後にも通えること、早期療育で生きづらさが軽減することなどが書かれていました。
私は自分の子供が幼稚園に入園した後のことをイメージしてみました。椅子にも座れず、教室から飛び出す。自分の好きなこと以外は泣いて嫌がる。そんな光景が頭に浮かびました。
実際にこの後、幼稚園のプレ保育にも何度か参加してみたのですが、上の子の付き添いで来た小さい子ですらきちんと活動に参加できているのに、娘だけ泣き叫んで活動に参加できないことが何度もありました。
補助の先生が居なければ、幼稚園に通うのも厳しいだろうと思いました。発達障害かどうかは分からないけれど、この子には支援が必要な気がする。うちの子も療育に通った方が良いのではないか。そんな思いになりました。
そしてこれをきっかけに、市の発達相談を受け、2歳過ぎには療育につながることができました。早めに療育を受けられたおかげか、年長になる今は、娘は園へ行き渋りもなく通い、お友だちと楽しそうに過ごしています。
そのことを聞いて私は驚きました。なぜなら、その子は確かに発語が少し遅いものの、全く障害があるようには見えなかったからです。確かにおもちゃの片づけの時間に嫌がって泣き叫んだり、みんなが絵本の読み聞かせを黙って見ている時もほかの子と一緒に座らずにウロウロ立ち歩いたりということはありました。しかし、娘にも似たようなところがあり、ただの個性だと思っていたのでショックでした。
家に帰ると、私はさっそく「療育」という聞きなれない言葉で検索をしてみることにしました。すると、発達障害の診断が無くても療育が受けられることや、園が終わった後や放課後にも通えること、早期療育で生きづらさが軽減することなどが書かれていました。
私は自分の子供が幼稚園に入園した後のことをイメージしてみました。椅子にも座れず、教室から飛び出す。自分の好きなこと以外は泣いて嫌がる。そんな光景が頭に浮かびました。
実際にこの後、幼稚園のプレ保育にも何度か参加してみたのですが、上の子の付き添いで来た小さい子ですらきちんと活動に参加できているのに、娘だけ泣き叫んで活動に参加できないことが何度もありました。
補助の先生が居なければ、幼稚園に通うのも厳しいだろうと思いました。発達障害かどうかは分からないけれど、この子には支援が必要な気がする。うちの子も療育に通った方が良いのではないか。そんな思いになりました。
そしてこれをきっかけに、市の発達相談を受け、2歳過ぎには療育につながることができました。早めに療育を受けられたおかげか、年長になる今は、娘は園へ行き渋りもなく通い、お友だちと楽しそうに過ごしています。
執筆/えなめる
専門家コメント 室伏佑香先生(小児科医)
1歳半健診に関わるエピソードについて詳しく共有してくださり、ありがとうございました。
療育と聞くと、「障害のある子が通う場所」というイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。けれども実際には、えなめるさんがおっしゃってくださった通り、診断が確定していなくても、日常生活の中で何らかの困りごとがあれば利用することができます。子どもの困りごとに向き合うとき、特性についての知識や具体的な関わり方を知っているだけで、対応の仕方は大きく変わります。
療育は、特性そのものを「治す」ことを目的とするものではありません。その子が本来持っている力を十分に発揮できるように、関わり方を工夫したり、環境を整えたりすること。困りごとを少しずつ減らしながら、安心して過ごせる時間を増やしていくこと。それが療育の大切な役割だと感じています。
ご家族も療育の場に一緒に参加することで、日々の関わりのヒントを学び、それを生活の中に取り入れていくことができます。そうした積み重ねは、お子さんにとって安心につながるだけでなく、ご家族にとっても子育ての負担や不安を軽くし、より穏やかな時間を増やすことにつながっていくのではないかと思います。(監修:小児科医 室伏佑香先生)
療育と聞くと、「障害のある子が通う場所」というイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。けれども実際には、えなめるさんがおっしゃってくださった通り、診断が確定していなくても、日常生活の中で何らかの困りごとがあれば利用することができます。子どもの困りごとに向き合うとき、特性についての知識や具体的な関わり方を知っているだけで、対応の仕方は大きく変わります。
療育は、特性そのものを「治す」ことを目的とするものではありません。その子が本来持っている力を十分に発揮できるように、関わり方を工夫したり、環境を整えたりすること。困りごとを少しずつ減らしながら、安心して過ごせる時間を増やしていくこと。それが療育の大切な役割だと感じています。
ご家族も療育の場に一緒に参加することで、日々の関わりのヒントを学び、それを生活の中に取り入れていくことができます。そうした積み重ねは、お子さんにとって安心につながるだけでなく、ご家族にとっても子育ての負担や不安を軽くし、より穏やかな時間を増やすことにつながっていくのではないかと思います。(監修:小児科医 室伏佑香先生)
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
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