まずは医療に頼る!
まずは「現状、こんな状態なのです」という話を精神科で主治医に話したところ、次のようなアドバイスをもらいました。
- IQや経歴から見て、適性の合う職であれば能力を発揮することはできそう
- 継続できるのであれば投薬も手段の一つ。しかし現在本人が調子が良くなったと感じていた薬(コンサータ)は流通が不安定で処方できない
- 想いをアウトプットできない悩みについてはカウンセリングも有効ではあると思う
- いきなりフルタイムで働くのは、アルバイトでも現状はハードルが高いかもしれない
続けて「就労移行支援を利用してはどうか」と提案してくれました。以前も調べて検討したことはありましたが、そのときは実際に相談や見学までは行ってみようとはならなかったんです。でも今回、医師から勧められたこともあり、長男本人も乗り気になったようでした。
いくつかのチラシやパンフレットをもらい、帰宅してからネットでも調べて、コミュニケーションの改善に強そうな就労移行支援事業所をピックアップ。
幸い、大阪の中心地へのアクセスが良い場所に住んでいるので、早速その場で2件の相談予約を申し込みました。
いくつかのチラシやパンフレットをもらい、帰宅してからネットでも調べて、コミュニケーションの改善に強そうな就労移行支援事業所をピックアップ。
幸い、大阪の中心地へのアクセスが良い場所に住んでいるので、早速その場で2件の相談予約を申し込みました。
それがちょうどゴールデンウィーク前だったので、今後どうなるか分かりませんが、今頃は新しい一歩を踏み出せているのかなと思います。
就労も可能なら特性を伝えた上で「オープン就労」を選び、適切な配慮を受けられる環境に出合えるといいのですが……果たしてどうなることやら!もう、ここまできたら「なるようになれ~!」ですね。
まだまだ人生これから。多少グイグイ引っ張らないと動きそうにない成人男性に育ってしまったので、まだまだ私の子育て、一段落しそうにありません(笑)。
執筆/ゆたかちひろ
就労も可能なら特性を伝えた上で「オープン就労」を選び、適切な配慮を受けられる環境に出合えるといいのですが……果たしてどうなることやら!もう、ここまできたら「なるようになれ~!」ですね。
まだまだ人生これから。多少グイグイ引っ張らないと動きそうにない成人男性に育ってしまったので、まだまだ私の子育て、一段落しそうにありません(笑)。
執筆/ゆたかちひろ
専門家コメント 鈴木直光先生(小児科医)
精神科では就労支援やリワークに力を入れているところもあるため、定期的な診察を通して相談してみるとよいでしょう。民間でも就労支援を行っている所があるので、ご自身に合ったコミュニケーションの方法を学んでいくことも可能です。一方で、無理にコミュニケーションスキルを習得しようと頑張りすぎる必要はなく、なるべくコミュニケーションの負担が少ない職場を選ぶというのも一つの手です。
主治医の先生がおっしゃるように、現在コンサータは流通が不安定で薬局さんによっては安定供給ができていない状況が続いています。しかし、ADHD(注意欠如多動症)のお薬はコンサータだけではなく、成人向けにはアトモキセチンやインチュニブといった選択肢もあります。主治医と相談しながら、まずはご自身に合うお薬を見つけて「日々の困りごとを和らげていく」ことから始めてみると、少し肩の荷が下りるのではないでしょうか。(監修:小児科医 鈴木直光先生)
主治医の先生がおっしゃるように、現在コンサータは流通が不安定で薬局さんによっては安定供給ができていない状況が続いています。しかし、ADHD(注意欠如多動症)のお薬はコンサータだけではなく、成人向けにはアトモキセチンやインチュニブといった選択肢もあります。主治医と相談しながら、まずはご自身に合うお薬を見つけて「日々の困りごとを和らげていく」ことから始めてみると、少し肩の荷が下りるのではないでしょうか。(監修:小児科医 鈴木直光先生)
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
-
1
- 2