三男おーが人や物より、何よりもこだわることとは

それは……
食、です。
おーは食べることが大好きな子でした。もともとわが家の子たちは偏食はありましたが、自分の好きなものはよく食べる子たちです。そんな中でもおーは群を抜いて食べるのが大好き!ご飯、麺類、バナナなどをちょうだい、と言うかのように私はよくキッチンまで連れて来られ、私の手首を掴んで目的の食べ物へと伸ばす「クレーン現象」で要求されました。
しかし毎回おーの希望通りにあげられるわけではありません。
「もう少しでご飯だから今はやめようね」、「またあとでにしようね」と声をかけられると大激怒。
泣き声の激しさは長男にそっくりです……
泣き声の激しさは長男にそっくりです……
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通常あまり泣く子ではないのですが、足をバタバタさせ、泣いて怒るのです。抱き上げてもなかなか泣きはおさまらず、その様子は幼少期に泣き方が激しかった長男りーの姿を見るようでした。

そんなおーは2歳半を過ぎたころ、無事に児童発達支援に通えるようになりました。私から離れ、発達支援を受けて専門の方に見てもらうと新たな姿が見えてくるようになりました。
その話はまた後ほど書いていこうと思います。

執筆/かしりりあ

専門家コメント 初川久美子先生(臨床心理士・公認心理師)

かしさんご一家の三男おーくんのエピソードをありがとうございます。長男りーくん、次男かーくんの子育ての経験から、おーくん誕生にあたってどんと構えていらっしゃることがよく伝わってきました。発達の遅れがうかがえた際も、上のお子さんらが利用している児童発達支援施設に相談され、とてもスムーズに対応されていることも頼もしく感じました。きょうだいとはいえ、お子さんの特性はそれぞれなので、冷静に観察しながら対応されているのもさすがです。おーくんの今後のお話も楽しみにしています。(監修:臨床心理士・公認心理師 初川久美子先生)
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https://h-navi.jp/column/article/35031083
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
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