中学3年生にして、やっと!
そうやって適切な距離感を保ちつつも、小学校から小出しに進路を意識してもらえるように情報を渡し、いろいろな高校や大学へ連れて行き、進学に対してポジティブなイメージを伝え続けてきました。別に、高校に行けなかったとしても、本人が苦しい思いをしてまで無理に進学するよりは良いと思っています。ですがやっぱり、「その年齢、その時にしか体験できないこと」は大事だと思うのです。
実は私も、高校で不登校気味だった時期があります。高校の卒業式に単位取得が間に合わず、後日たった一人の卒業式をしてもらいました。それはそれで思い出ですが、友だちと一緒に、後輩にも来てもらって記念写真を撮って卒業!ということができなかったのは、やっぱり少し残念です。
だからこそ、進学説明会では次女が行けそうな偏差値の高校に対し、「発達障害の子に対する支援があるか」、「カリキュラムや設備はどうか」をいろいろな学校のブースで聞いて回ったのです。女子にとっては、制服が可愛いかどうかも大事なので、パンフレットもたくさんもらってきました。
そうしてついに、次女が興味を持ちそうで、しかも成績から考えても難しいわけではなく、少し頑張れば入れそうな高校をなんとか見つけました!
実は私も、高校で不登校気味だった時期があります。高校の卒業式に単位取得が間に合わず、後日たった一人の卒業式をしてもらいました。それはそれで思い出ですが、友だちと一緒に、後輩にも来てもらって記念写真を撮って卒業!ということができなかったのは、やっぱり少し残念です。
だからこそ、進学説明会では次女が行けそうな偏差値の高校に対し、「発達障害の子に対する支援があるか」、「カリキュラムや設備はどうか」をいろいろな学校のブースで聞いて回ったのです。女子にとっては、制服が可愛いかどうかも大事なので、パンフレットもたくさんもらってきました。
そうしてついに、次女が興味を持ちそうで、しかも成績から考えても難しいわけではなく、少し頑張れば入れそうな高校をなんとか見つけました!
もし幼児の頃に特性が分かっていれば「もっといろいろな選択肢もあったのかなぁ」と、モヤモヤする思いもあるのですが、過ぎたことを言ってもしょうがないですもんね。支援が必要だと分かった時点から、先を見据えて頑張れたことをヨシとするしかないです!
逆に考えると、もし乳児の頃に分かっていたら、ここまで十数年ずっと気を張って頑張り続けることになって、もっと大変だったのかも?要は考え方一つですね(笑)。
執筆/ゆたかちひろ
逆に考えると、もし乳児の頃に分かっていたら、ここまで十数年ずっと気を張って頑張り続けることになって、もっと大変だったのかも?要は考え方一つですね(笑)。
執筆/ゆたかちひろ
専門家コメント 初川久美子先生(臨床心理士・公認心理師)
次女さんの進路についてのエピソードをありがとうございます。興味関心のあることならば頑張れるけれど、(興味関心のないことを)こつこつ頑張るのが苦手。意志ははっきりしていて、次女さんの良きタイミングではないときにあれこれと情報を伝えると一蹴される。そうした次女さんの特性や特徴をよく分かったうえで、進路についてじわりじわりと情報提供されてきたのだなと感じました。高校や大学の文化祭や公開に連れていくのはとても良かったですね。まずは興味関心を引くところから。情報収集が得意で、前もって作戦を練って動くことが得意であろうゆたかさんにとっては、次女さんの進路選択にあたっての道のりはだいぶ忍耐の時間が長かったことと思いますが、よくぞじっくり持久戦の構えで臨んでくださったと思います。
発達障害等のあるお子さんにとっての学校選択に関しては、一概に公立がいいとも私立がいいとも言えません。してほしい支援もお子さんによってさまざまであることもあり、説明会やその後の個別相談会等で問い合わせしていただくのがいいと思います。また、通信制高校は一人でこつこつ課題をこなして提出して単位を取得するイメージがありますが、今は校舎に登校して先生と一緒に課題に取り組める学校もあるなど、さまざまな特色を出している学校が増えました。
お子さんが高校(あるいは中学、大学)生活として、どんな日々を望んでいるのか(いわゆる青春したいといった感じか、勉強を頑張りたいのか、少人数がいい等)。また、特色あるカリキュラム(工業系など実技の学習が多いところ、毎日4時間程度の学習など無理のない時間割等)を望むか、普通科がよいか。パンフレットを取り寄せたり、説明会等に足を運んだりして、考えるための材料を仕入れてはお子さんと話し合うことを重ねながら、お子さんの希望に合う学校が見つかるとよいでしょう。(監修:臨床心理士・公認心理師 初川久美子先生)
発達障害等のあるお子さんにとっての学校選択に関しては、一概に公立がいいとも私立がいいとも言えません。してほしい支援もお子さんによってさまざまであることもあり、説明会やその後の個別相談会等で問い合わせしていただくのがいいと思います。また、通信制高校は一人でこつこつ課題をこなして提出して単位を取得するイメージがありますが、今は校舎に登校して先生と一緒に課題に取り組める学校もあるなど、さまざまな特色を出している学校が増えました。
お子さんが高校(あるいは中学、大学)生活として、どんな日々を望んでいるのか(いわゆる青春したいといった感じか、勉強を頑張りたいのか、少人数がいい等)。また、特色あるカリキュラム(工業系など実技の学習が多いところ、毎日4時間程度の学習など無理のない時間割等)を望むか、普通科がよいか。パンフレットを取り寄せたり、説明会等に足を運んだりして、考えるための材料を仕入れてはお子さんと話し合うことを重ねながら、お子さんの希望に合う学校が見つかるとよいでしょう。(監修:臨床心理士・公認心理師 初川久美子先生)
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
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