本田秀夫先生の子育てエッセイも!視覚支援から生成AI仕事術まで、発達障害のある子の「今と将来」を支える新刊3選

ライター:【FOCUS】発達ナビ書籍ガイド
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発達障害のあるお子さんを育てる保護者の方や、現場で支援・指導に携わる支援者・教育関係者のみなさんへ。日々の接し方や環境づくり、そしてお子さんの将来の「はたらく・生きる」選択肢を広げるヒントになるおすすめの書籍を3冊ピックアップしてご紹介します。

わが子の「その人らしさ」を大切に。児童精神科医が贈る子育ての温かなヒント

個性的で心豊かな大人に育てる にじいろ子育て
個性的で心豊かな大人に育てる にじいろ子育て
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子どもの発達の遅れや行動の偏りに悩み、「どう育てればよいのだろう」と不安を抱えていませんか?
『個性的で心豊かな大人に育てる にじいろ子育て』は、山梨日日新聞の連載コラム「にじいろ子育て」の書籍化第二弾。長年発達障害の臨床に携わってきた児童精神科医・本田秀夫先生による、子育てに悩む保護者へ向けた優しさと実践に満ちた一冊です。

本書では、子どもたちの行動の裏にある心理や理由を丁寧に紐解きながら、学校生活や友人関係、日々の子どもたちとの関わり方について具体的なサポート法が提示されています。著者である本田先生が一貫して強調するのは、周囲に無理に合わせることではなく、その子の個性や特性を認め、自分らしく心豊かに生きていくための「土台」を育むことです。

「親としてどう向き合えばいいか」という問いに温かく寄り添い、子育ての肩の荷をすっと軽くしてくれるような言葉が詰まっています。
保護者やご家族はもちろん、保育・教育に携わる専門職の方々にも、子どもの未来に前向きな希望を感じていただけるおすすめのエッセイ集です。
個性的で心豊かな大人に育てる にじいろ子育て
本田秀夫(著)
金剛出版
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本田秀夫(著)
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「見え方の工夫」で変わる!誰もが安心して過ごせる教室づくりの実践アイデア

クラスのみんなが快適に過ごせる 視覚支援を活かした教室環境づくりアイデア集
クラスのみんなが快適に過ごせる 視覚支援を活かした教室環境づくりアイデア集
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「指示がなかなか伝わらない」「集中が続かない」といった悩みを抱える先生や支援者の方におすすめしたいのが、『クラスのみんなが快適に過ごせる 視覚支援を活かした教室環境づくりアイデア集』です。著者は、全学年の通常学級の担任と特別支援学級の担当経験をもち、『みんなの居場所になる12か月の教室環境づくり』などの著書がある竹澤萌さんです。

発達に特性のある子どもは、言葉だけの指示を理解することや、情報が溢れる環境で集中を保つことが苦手な場合があります。本書では、子どもたちが直感的・視覚的に理解しやすい「視覚支援」を取り入れた教室環境づくりのアイデアが豊富に紹介されています。掲示物の工夫、座席配置、時間の見える化など、現場ですぐに実践できる具体的なノウハウが満載です。

特性のある子どもだけでなく、「クラスの誰もが快適に過ごせる」ユニバーサルデザインの視点が貫かれているのも大きな魅力です。学校現場の支援者はもちろん、ご家庭での環境整備や整理整頓のヒントとしても役立ちます。
「先生、次はどうするの?」という子どもの迷いを、しくみの力で「自分でできる!」という自信へ――。子どもの「できた!」を増やす環境づくりを、今日から始めてみませんか?
クラスのみんなが快適に過ごせる 視覚支援を活かした教室環境づくりアイデア集
竹澤萌(著)
中央法規出版
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AIを「最高のパートナー」に!特性による働きづらさを解消する新しいアプローチ

発達障害の人のための生成AI仕事術 「苦手」をAIに預ける新しい働き方
発達障害の人のための生成AI仕事術 「苦手」をAIに預ける新しい働き方
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「指示が一度で理解できない」「文章作成や整理に時間がかかる」「考えをまとめるのが苦手」……そんな悩みを抱える当事者や、就労支援に携わる方におすすめしたいのが、『発達障害の人のための生成AI仕事術 「苦手」をAIに預ける新しい働き方』です。

本書は、発達障害の特性による「苦手」を無理に克服するのではなく、生成AIというテクノロジーに頼る・預けることで解消していく新しい働き方を提案しています。就労支援の現場で培われた実践的なノウハウをもとに、メール文の作成やタスク管理、思考の整理など、仕事の場面ですぐに使えるAI活用術が分かりやすく解説されています。

特性による困難をAIとの対話でいかに強みに変えるかというエッセンスが凝縮されており、これまで諦めていた可能性の扉を開くヒントが見つかります。AIを頼れるパートナーとして活かすアプローチは、将来の働き方に悩む当事者の方や、お子さんの将来を考えるご家族にとっても、選択肢を広げる大きな一助となるはずです。
テクノロジーの力で自分らしく活躍するための、現代ならではの心強い実践書です。
発達障害の人のための生成AI仕事術 「苦手」をAIに預ける新しい働き方
AI&IT特化型就労移行支援事業所チームシャイニー(編)、遠藤俊(著)、吉井智紀(著)、田之畑諒(著)、崎尾昭彦(著)
翔泳社
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。

ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
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