革製でなくても選択肢はあったと考えることも

実際に学校へ通い始めてから「そもそも革製のランドセルじゃなくてもよかったのかも」と考えたことがありました。通っている学校には、布製のような軽量なランドセル型のバッグを使っているお子さんも意外と見かけます。なんとなく一般的な革製のランドセルを選びましたが、今、振り返ると、もっと軽いものを選ぶという選択肢もあったのかな、と思ったのです。
長男は、学校に教科書を置いて帰ってもいい日でも家に全部持って帰りたがります
長男は、学校に教科書を置いて帰ってもいい日でも家に全部持って帰りたがります
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ただ、ケンは学校に教科書を置いて帰ってもいい日でも、家に全部持って帰りたがるタイプ。ランドセルはとても重くなります。そう考えると、耐久性がある革製のランドセルを選んでよかったな、とも思います。

結局のところ、入学前の段階では、実際にどれくらい荷物を持ち帰るのか、どんなことで困るのかまでは分かりません。できるだけ失敗したくないのでたくさん悩みましたが、学校の方針や子どもの性格など、使ってみてから気づくこともあると思います。

わが家の場合は「必要な条件を優先して選び、足りない部分は後から工夫する」という方法で乗り切れています。今のところ、革製のランドセルを選んで失敗したとは思っていません。

入学前は、少しでも子どもが困らないようにと考えて選んだランドセル。これからも、子どもたちと工夫をしながら大切に使っていけたらと思っています。
執筆/ゆきみ

専門家コメント 初川久美子先生(臨床心理士・公認心理師)

ランドセル購入についてのコラムをありがとうございます。「ラン活」という言葉が知名度を高めたように、小学校生活の象徴のようなランドセルをどう選び、購入するかについて注目が集まる昨今ですね。今は色や形のみならず、素材や機能性もさまざまあり、従来の革製ランドセルのみならず、軽い布製のリュックタイプのものまで選べるようになりました。ゆきみさんのコラムを読んで、お子さんの手先の器用さについても考慮されたことや、ランドセル購入後にカバーなどオプション商品をうまく使うことでケンくん、ユウくんにとってますます使いやすく、愛着の湧くものにしていくことなど、そうした工夫や視点になるほどと思いました。これからランドセルを購入される方はきっと参考にされると思います。(監修:臨床心理士・公認心理師 初川久美子先生)
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https://h-navi.jp/column/article/35031212
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
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