数学4点。中学校で家庭教師をつけられる。

アスペルガーの私が、勉強でつまずきながらも大学に行けた理由の画像
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中学に進学して初めての実力テストで数学は4点でした。
それを見た母は、知り合いの娘さんにさっそく家庭教師を頼んだのです。

かねがね「塾だけは死んでも行きたくない」といっていた私にとってもいい選択でした。教室に詰め込まれて学校以上のことを教えられるなんて、気が狂うと思っていたので。

家庭教師の先生は、私にいろいろな問題を解かせてみて、分数から丁寧に教えなおしてくれました。
好きなだけ質問しても怒られないし、じっくり考えることができる勉強方法は私にぴったり。
ぐんぐん成績は上がり、2年生になるころには問題なく追いつけるようになっていました。

家庭教師のサポートのおかげで、勉強に劣等感を抱くこともなく、希望の高校へ進むことができたのです。

それでも大学へ行けました。

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28177002502
高校に入ってまた数学につまづいた私。だけどその時には助けてくれる友達がいました。
放課後付きっ切りで教えてもらい、理屈がわかると問題を解くのが楽しくなったのです。
相変わらず興味のあることしか頑張れない私は、教科によって成績差は激しかったものの、何とかついていけるようになっていました。

塾にはやっぱり通わず、通信教育の○○ゼミをとっていましたが、大学受験を意識しだしてから情報収集に機関誌を使うのみ。
そして受験科目を英語と国語に絞り、通信教育の受験対策用の教材と、薄っぺらい問題集を何度も繰り返して解くという勉強法に絞って、ひたすら勉強に没頭しました。

いらないと思った授業には出席もせず、抜け出してファーストフード店で勉強する日々。
マイペースにもほどがあったツケで、家庭科でまさかの留年の危機に陥りましたが、何とか補修で卒業。
狙った中堅どころの大学にはすべて合格したのでした。

よかったら、お子さんの進学などの参考にしてみてくださいね。
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