何を学ぶのか、どんな風に学ぶのか、はじっくり考えよう
息子が通う中学の特別支援学級では、数学の授業を能力別に4クラスに分けて指導しています。
小学校6年間を、普通学級で学んでいた子もいる上のクラスでは三角形の面積やX、Yの連立方程式をやっていました。
ですから、学力が一番低いクラスでも、奇数・偶数の授業は行われていました。
けれども、この最下位のクラスの中でも、生徒の学力差は大きく、誰に基準を合わせたらよいのか、学校側は困難を極めている状態のようでした。
そこで、個人面談で「奇数・偶数なんて知らなくても生きていけるので、お金や時計など自立のために役に立つことを学校の数学でやってほしい」
と、伝えたところ
「お母様、おっしゃることもわかるのですが、小学校で取りこぼしている単元をやってほしいと望む親御さんも多いので、こちらも基準を合わせるのに苦労しているのです」
と、担任の先生は答えたのです。
納得しないまま中学の3年間は過ぎて行き、この4月から息子は高校生になりました。そして今日も、学校でやってはくれないお金の計算を家で教え、買い物体験をさせている私です。
小学校6年間を、普通学級で学んでいた子もいる上のクラスでは三角形の面積やX、Yの連立方程式をやっていました。
ですから、学力が一番低いクラスでも、奇数・偶数の授業は行われていました。
けれども、この最下位のクラスの中でも、生徒の学力差は大きく、誰に基準を合わせたらよいのか、学校側は困難を極めている状態のようでした。
そこで、個人面談で「奇数・偶数なんて知らなくても生きていけるので、お金や時計など自立のために役に立つことを学校の数学でやってほしい」
と、伝えたところ
「お母様、おっしゃることもわかるのですが、小学校で取りこぼしている単元をやってほしいと望む親御さんも多いので、こちらも基準を合わせるのに苦労しているのです」
と、担任の先生は答えたのです。
納得しないまま中学の3年間は過ぎて行き、この4月から息子は高校生になりました。そして今日も、学校でやってはくれないお金の計算を家で教え、買い物体験をさせている私です。
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