つめ噛みも「自傷」?息子のカジカジが止まない時と、とまる時

ライター:モンズースー
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ADHD当事者の私。息子も「発達障害の疑いがある」と言われています。そんな凸凹親子の日常を少しだけご紹介ます。今回は、長男の爪噛みのお話です。

爪噛みをする息子のマンガ
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長男は断乳後よく指を口に入れていました。

最初は断乳の寂しさからくる指しゃぶりなのだと思っていたのですが、ある日、手が痛いと訴えるように泣いているのです。

見ると、手の爪が全部深爪になるほど噛んでいました。

とても驚きましたが、それでも「爪を噛む」行為は、どんな子どもにでもあると思い、そのうち治る…とあまり深く考えずにいました。

ただ、噛んでいるのを見かけた度に一応止めていましたが、その後何か月も治りませんでした。

ある日、発達障害関係の本を読んでいると爪噛みの事が。

そこには

「爪噛みは自傷」

と書かれていたのです。

「自傷」という、考えていたより重たい言葉に驚き怖い気持ちになりました。

何か自傷の原因があるなら、爪噛みを止めるだけでは意味が無いのではないか…逆にストレスなのではないか…そう思い爪噛みを止めることはやめました。
爪噛みがぴたりとなくなった
Upload By モンズースー
支援のある幼稚園に通いはじめ、最初の数か月は爪噛みがまったくありませんでした。

この頃は、一気に言葉が増え、家族以外の人とも少し一緒に行動できるようになり、自分の気持ちを相手に伝えられるようになってきました。

その後、成長にともない、新たな壁にぶつかると、また爪噛みがはじまりました。

爪噛みは「原因があるのだ」と理解できたので、今度は無理にやめさせず、一緒に原因を考え、改善策を探しながらながらゆっくり付き合って行こうと思ってます。

振り返れば、わたし自身も、爪噛みをやめるまで20年もかかっていたのですから。
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