わが家は水泳帽がたくさん!息子のこだわりに寄りそう本当の理由
ライター:立石美津子
自閉症の子どもって同じ服や靴にこだわりますよね。息子の場合は水泳帽でした。だから、うちには大量に水泳帽があります。
こんにちは。『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子です。
我が家には子どもが一人なのに水泳帽子がたくさんあります。
我が家には子どもが一人なのに水泳帽子がたくさんあります。
息子は1人だけだが、水泳帽が3つも!
息子は3つの場所で泳ぐ練習をしています。
・夏季期間中の学校のプール
・放課後ディの学童クラブでの水遊び
・週1回通っている障害児専門のスイミングスクール
人間は1人なので水着1着・ゴーグル1つ・水泳帽子1つでよいのですが、いわゆる“自閉脳“である息子は“使い回し”ができません。
「スイミングスクールではこれ、学校の体育の水泳ではこれ、学童クラブの水遊びではこれ」とキッチリカッキリ脳の中で分けられています。
だから・・・
・水着は3つ
・水泳帽は3つ
・ゴーグル3つ
・これらを入れるビニール製のかばんも3つ
あります。
もし、4ヶ所で習ったらそれぞれ4つ、5ヶ所で習ったら5つと増えていく計算です。
・夏季期間中の学校のプール
・放課後ディの学童クラブでの水遊び
・週1回通っている障害児専門のスイミングスクール
人間は1人なので水着1着・ゴーグル1つ・水泳帽子1つでよいのですが、いわゆる“自閉脳“である息子は“使い回し”ができません。
「スイミングスクールではこれ、学校の体育の水泳ではこれ、学童クラブの水遊びではこれ」とキッチリカッキリ脳の中で分けられています。
だから・・・
・水着は3つ
・水泳帽は3つ
・ゴーグル3つ
・これらを入れるビニール製のかばんも3つ
あります。
もし、4ヶ所で習ったらそれぞれ4つ、5ヶ所で習ったら5つと増えていく計算です。
「水泳帽がない」とパニック!
ある日、スイミングスクールから帰宅後「水泳帽がない!」とパニックになりました。
どこかに落としたようで行方不明。他の箇所のものを使い回しすればよいのですが、「学童クラブのものを使いなさい」「学校のもの使いなさい」とどんなに説得しても納得しません。
これがスイミングスクール用の緑の水泳帽です。
どこかに落としたようで行方不明。他の箇所のものを使い回しすればよいのですが、「学童クラブのものを使いなさい」「学校のもの使いなさい」とどんなに説得しても納得しません。
これがスイミングスクール用の緑の水泳帽です。
私は近所のスーパー西友に行き同じ緑のキャップを買いました。
これだけこだわるのに、すぐに忘れてきたり落としてきたりするのです。「それだけ固執するんだったら失くさないように大事にしなさい!」と叱りたくなりますが、これとそれとは別のようです。
これだけこだわるのに、すぐに忘れてきたり落としてきたりするのです。「それだけ固執するんだったら失くさないように大事にしなさい!」と叱りたくなりますが、これとそれとは別のようです。
更にスイミングスクールの空間では「緑」の色にもこだわっていて、ここでは緑の物しか使えません。ビート版がブルー、緑とあるのですが、誰かが緑を使っていて自分が使うものがなかったら、これまた大騒ぎになります。
自閉症の特性として
例えば、注意欠如/多動性障害(ADHD)のお子さんの場合は、よく忘れ物をするので水泳帽子も色にこだわらず、何個も予備を買っておくとよいと思います。
息子のような自閉症の場合は、
「この活動には、これ用のアイテム」と頭の中で“構造化”が必要なので、それぞれの物を準備しなくてはなりません。
それに合わせて準備をした結果…
・プール用の緑の帽子 3つ
・学校用の青い帽子 3つ
・学童クラブ用の白い帽子 3つ
うちは帽子屋さんになりそうなのです。
息子のような自閉症の場合は、
「この活動には、これ用のアイテム」と頭の中で“構造化”が必要なので、それぞれの物を準備しなくてはなりません。
それに合わせて準備をした結果…
・プール用の緑の帽子 3つ
・学校用の青い帽子 3つ
・学童クラブ用の白い帽子 3つ
うちは帽子屋さんになりそうなのです。