診断までに約2年半も!?多くの発達検査を受けてみて気付いたこと

ライター:Chie
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我が家の凸凹兄妹は、これまで様々な検査を受けてきました。その度に結果の見方などを私なりに調べて、毎回診断が下りるのを心待ちにしていましたが、先日になってやっと診断名が判明しました。

今までに受けた様々な検査

我が子に発達障害の疑いが出てから、様々な発達検査を受けてきました。

検査を受けるたび「次は言われるのかしら?」「初診から何度目の診察で言われるのかしら?」とそわそわ。

SNSで診断名を公表した友達や、周囲の先輩ママに聞きまわったり、障害に関して調べたりしては、あれこれ特徴を当てはめて推測したものでした。

私は早く子どもたちの診断名が知りたくて仕方がありませんでした。
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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28177002368
兄妹二人が今までに受けた検査は、心理・作業療法・言語聴覚療法の各分野にわたり、


・WISC-Ⅳ(2回)
・DN-CASやLCSAなどとまとめて読み書きにまつわるものを5種類
・K-ABCⅡ
・YG性格検査・バウムテスト・S-M社会生活能力検査


・WISC-Ⅳ
・新版K式発達検査
・グッドイナフ人物画知能検査
・JMAP、JSI-R
・LCスケール、PVT-R
・K-ABCⅡ

と、改めて見るとたくさんあります。

結果が出るたびにいろいろな発見がありとても面白く、私にとって子どもたちの検査結果を見ることは、楽しみの一つでもあります。

性格は似ているが「特性」は違う2人

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28208000384
兄妹なので、性格でみると結構似ている部分も多い2人。

ですが、日々の困りごとや「特性」を見比べてみると、全く違うところもありました。

簡単に言うと、

兄:雑で適当だけどインプットがスムーズ、気に入ったら繰り返したり、収集するタイプ

妹:几帳面で適当や臨機応変ができず手順を崩さない、インプットが苦手、自分の理想を譲れないタイプ

他にもたくさんありますが、2人とも「こだわりが強い」ものの、その中身を見ると対照的な印象です。

そんなこともあり、発達検査でも「2人は、きっと違う結果になるに違いない」と思っていました。

そんな兄妹の診断結果は?

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兄は発達障害の相談に初めて行った時から2年半、妹の方も2年経って、やっと出た診断結果は、

兄は「注意欠如多動性障害及び感覚過敏」(書字障害も)
妹は「自閉症スペクトラム障害」(更に感覚過敏とワーキングメモリの障害も)

ということでした。

しかし違う診断名がおりた2人の検査結果を見比べてみると、特性の傾向が似ているものもありました。
理解の早い兄よりも、妹の方が高い数値のものも…。

診断名と検査結果、2人分を比較してみて初めて「診断することの難しさ」を知りました。

これだけたくさんの検査を受けても「診断名はこれです!」とすぐに言われなかったことに納得ができました。
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