接し方のマニュアルが娘に有効
弟との接し方がわからない。
すべての原因はそこにあったのです!
今まで起こったことのすべてが腑に落ち、姉弟関係の改善に光が射した瞬間でした。
息子が誕生してまる5年、娘は「弟」というものに興味を持ちませんでした。
その原因が「どう接していいのかわからない」のであるならば、接し方を教えてあげればいいとたどり着きました。
マニュアルにそって行動するのが得意な娘には、それが合っていると考えました。
「そう、付き合い方がわからなかったのね。
だったら、まず、挨拶をされたら必ず挨拶を返すところから始めよう。
その時には、必ず息子の名前を呼んで「●●、おはよう」と言ってみよう。
きっと、やわらかい気持ちになれるよ。
そして、話しかけられたら必ずきちんと内容を聞いてお返事をすること。この2つだけを、守ってみて。」
こうして、2時間にわたる話し合いは終了しました。
すべての原因はそこにあったのです!
今まで起こったことのすべてが腑に落ち、姉弟関係の改善に光が射した瞬間でした。
息子が誕生してまる5年、娘は「弟」というものに興味を持ちませんでした。
その原因が「どう接していいのかわからない」のであるならば、接し方を教えてあげればいいとたどり着きました。
マニュアルにそって行動するのが得意な娘には、それが合っていると考えました。
「そう、付き合い方がわからなかったのね。
だったら、まず、挨拶をされたら必ず挨拶を返すところから始めよう。
その時には、必ず息子の名前を呼んで「●●、おはよう」と言ってみよう。
きっと、やわらかい気持ちになれるよ。
そして、話しかけられたら必ずきちんと内容を聞いてお返事をすること。この2つだけを、守ってみて。」
こうして、2時間にわたる話し合いは終了しました。
翌朝、息子が「おはよう」とぽつりとつぶやくと、娘は「●●、おはよう!」と明るく挨拶を返しました。
私はもちろんのこと、息子もびっくり。
「お姉ちゃんが『おはよう!』って言ってくれた!」と叫びながら、ベッドを飛びまわり、全身で喜びを表しました。
「あなたのたった一言で、こんなにも弟を幸せにすることができるんだね。すごいね。世界一のお姉ちゃんだね」
と伝えたら、
娘の笑顔も、喜びに満ち溢れていました。
私はもちろんのこと、息子もびっくり。
「お姉ちゃんが『おはよう!』って言ってくれた!」と叫びながら、ベッドを飛びまわり、全身で喜びを表しました。
「あなたのたった一言で、こんなにも弟を幸せにすることができるんだね。すごいね。世界一のお姉ちゃんだね」
と伝えたら、
娘の笑顔も、喜びに満ち溢れていました。
子どもの話にじっくりと向き合うことの大切さ
こうして、姉弟間の不穏な空気は、少しずつ改善に向かい始めました。
話し合いから2週間が過ぎ、今まではあり得なかった「娘と息子が一緒に遊んで笑い声をあげる」という姿も見られるようになり、嬉しい限りです。
発達障害のある子どもが抱える問題は、さまざまです。
問題の背景に何があるのか、突き止めていくのは容易ではありません。
それでも、子どもの話をじっくりと聞くことで原因を探り当てられることもあるのだなと、今回の出来事で強く感じました。
みなさまも、時には家事を放置して、お子さまと怒ったり泣いたりしながら、お互いの思いをぶつけ合ってみてください。
そこに、お子さまと家族の皆さんが穏やかに暮らせるヒントが隠されているかもしれません。
話し合いから2週間が過ぎ、今まではあり得なかった「娘と息子が一緒に遊んで笑い声をあげる」という姿も見られるようになり、嬉しい限りです。
発達障害のある子どもが抱える問題は、さまざまです。
問題の背景に何があるのか、突き止めていくのは容易ではありません。
それでも、子どもの話をじっくりと聞くことで原因を探り当てられることもあるのだなと、今回の出来事で強く感じました。
みなさまも、時には家事を放置して、お子さまと怒ったり泣いたりしながら、お互いの思いをぶつけ合ってみてください。
そこに、お子さまと家族の皆さんが穏やかに暮らせるヒントが隠されているかもしれません。
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