「僕とお母さん2人で集団登校だね」息子の笑顔から気づいたこと

ライター:たっくんママ
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年長さんから、小学校にあがるときに心配していたことの一つに集団登校がありました。
集団登校に向けて、親子で準備したこと、気持ちの持ち方など感じたことをご紹介させていただきます。

息子が集団登校できるようになるまで

今年の4月に2年生になった息子。

気が散りやすい、一斉指示が通りにくいなどの特性を持つ、広汎性発達障害の息子は、徒歩圏内の小学校に通っています。

気がそれたときには付添いの私が声をかけながらですが、先日初めて最後まで遅れずに一緒に集団登校ができました。

そんな息子が集団登校できるまでには長いみちのりがありました。

毎年学期の初めには地区のお子さんと一緒に、集団で登校する集団登校なるものがあり、それにむけて準備したことと感じたことをご紹介します。

学校までの道のりを予行練習

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就学前の年長の3月。

まずは身軽で!ということでランドセルなしの状態で一緒に学校までお散歩しました。

自動販売機や道の側溝が気になり、30分ほどかかったのですが、学校にたどり着きました。

私は「全部歩けたね」と息子を褒めました。

後日、リュックサックを背負ってランドセルをイメージしながらまた学校へとお散歩。

こんなふうに、学校までのルート確認を行いながら母子で練習を繰り返しました。

万全の練習をして望んだ集団登校初日

初日、息子は集合場所にいた人の多さにちょっと気後れ気味。早速テンションが少し下がっていました。

また持ち物も多く、荷物を持ちながらまっすぐ歩くということは小柄な息子には少し大変でした。

引率の保護者には、

・登校の列から遅れてしまう可能性があること
・その場合はあとから遅れて息子と一緒にいくこと

を予めお伝えし、出発。
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歩いてから1分もたたないうちに、道すがら目に入る色々なことが気になります。

そのつど、「頑張ってついていこうね」と声をかけますが、何回も繰り返すと息子もしんどそうでした。

息子が遅れると後ろの子にも迷惑をかけるので、「先にいってね」と声をかけて息子と2人で後からついていきました。

どんどん後ろの子に抜かれていくのは、ちょっぴり切なかったですが、それでも時間をかけて学校につきました。

「頑張ったね」と息子を褒めました。

それからの数日も2人で頑張るものの、やはり遅れてしまいます。

1学期目は毎回登校班の最終列の子の背中が見えない状況でした。

なんとか、遅れる息子に叱咤激励をしてついていこうと思っていた私でしたが、

息子が嬉しそうに、「僕とお母さんで2人で集団登校だね」と言ったのです。

その言葉に、ふっと力が抜けました。
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