母としてどんな存在でありたいか

ようやく息子を愛せるようになったのは診断から2年後でしたの画像
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174009622
診断が下りた頃、私は息子がその特性を見せるたびに、なんとかそれを抑えようとしていたように思います。

自転車のペダルをひたすら手で回す姿にギョッとし、キャスター付きの椅子で遊べば慌てて止め、まっすぐに並べ続けられる本をみるたびに端から回収していました。

まずは、そんな息子を受け入れることから始めよう。

どうして、そんなことをするのか調べてみよう。

私の改革は、そんな小さなところから始まりました。

発達障害の本を読み、ネットでたくさんの情報を集めました。

信頼を取り戻していった日々

ようやく息子を愛せるようになったのは診断から2年後でしたの画像
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28208001343
失敗もたくさんありました。

上手くいかない日の方が多かった。

それでも、できないことを叱りつけるのではなく息子に合わせ、一緒に工夫して前に進むことで、少しずつ少しずつ信頼を取り戻すことができたのだと思います。

白米しか食べない息子を叱るのをやめ、おかずは小皿にほんの一口だけ用意し、食べられた時にはたくさん褒めました。

息子が泣き叫んで私の声が届かないのは、パニック状態にあるからなのだと学びました。

パニックを起こさないよう、1日の工程表を作り、時計を教え、見通しを立てて息子が穏やかに過ごせるように環境を整えていきました。

パニックに陥った時には、どうすればよいか試行錯誤を繰り返しました。

今では私と目を合わせて「あ~、ホッとした」と一緒に言うことで、一瞬で気持ちを切り替えられるようになりました。

手先が不器用でボタンも留められなかった息子が、図で説明することで1回でできるようになりました。

耳から情報を入れるよりも、目から情報を入れる方が得意だと知り、たくさんカードを作りました。

こうして発達障害の診断を受けてから2年、私はようやく息子を心から愛おしいと思えるようになりました。

そのころでした。

冒頭でのひとこと「ママ、大好きよ」と言ってくれたのは。

「僕にはお母さんがいる」と思ってもらえるように

ようやく息子を愛せるようになったのは診断から2年後でしたの画像
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11021003901
発達障害のある子を育てるのはとても大変です。

まだ幼い息子がこれから就学し思春期に突入したとき、どんな問題が降りかかってくるのか、想像もつきません。

それでも、1番大切なのは「息子にとって私がどういう存在であるか、どういう存在でありたいか」ということなのだと思います。

困った時には、きっと母さんが一緒に考えてくれる。

心が疲れた時には、母さんのところでゆっくり休ませてもらえる。

孤独を感じても、僕には母さんがいる、と思ってもらえる。

そんな存在を目指して、息子に合わせてゆっくりと歩いていきたいと思います。
自分ばかりを責めていませんか?親子で自己肯定感を高めるためにのタイトル画像

自分ばかりを責めていませんか?親子で自己肯定感を高めるために


追加する

バナー画像 バナー画像

年齢別でコラムを探す


同じキーワードでコラムを探す



放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。