中学生の不登校児の「進学準備」。何すればいい?相談先は?
ライター:多原美加
発達障害のある子どもが、中学1年で不登校になり、現在は中学3年になりました。進む道が「高校進学か支援学校か就労か」を考える時期にきています。子ども本人と話し合う前にしておいたことを、紹介します。
将来は何になりたい?「わからん」
発達障害のある子どもが不登校になってから1年半、私はずっと家庭療養を続けてきました。
不登校で気持ちが不安定になったときには、カウンセリングへ通いながら見守っています。
そんな中で子どもに「将来は何になりたい?」と聞いても「わからん。決めてない」と言います。
それは「先の事が想像できない」という子どもの特性から出てくる答えでもありました。
高校進学か?支援学校か?就労か?そろそろ考える時期にきています。
子どもの将来を見据えた時に、私が取組んできたことをご紹介します。
不登校で気持ちが不安定になったときには、カウンセリングへ通いながら見守っています。
そんな中で子どもに「将来は何になりたい?」と聞いても「わからん。決めてない」と言います。
それは「先の事が想像できない」という子どもの特性から出てくる答えでもありました。
高校進学か?支援学校か?就労か?そろそろ考える時期にきています。
子どもの将来を見据えた時に、私が取組んできたことをご紹介します。
なるべく選択肢を多く持つ
中学2年生の頃までには進路を考えるにあたり、様々な場所にお話を伺いに行きました。
伺ったのは、
・在籍している学校
・主治医
・臨床心理士
・高校進学を経験したお母さん方
・支援学校
です。
中学2年生の頃には、支援学校高等部の説明会にも子どもと一緒にいきました。
その時の子どもの様子を見ながら「ここは子どもに合うかな?」と考えながら見ていきました。
定期でカウンセリングをしてきましたので、子どもの特性も考慮しつつ、
早めに進学について子どもに伝えて話していく時期も、相談して決めていきました。
伺ったのは、
・在籍している学校
・主治医
・臨床心理士
・高校進学を経験したお母さん方
・支援学校
です。
中学2年生の頃には、支援学校高等部の説明会にも子どもと一緒にいきました。
その時の子どもの様子を見ながら「ここは子どもに合うかな?」と考えながら見ていきました。
定期でカウンセリングをしてきましたので、子どもの特性も考慮しつつ、
早めに進学について子どもに伝えて話していく時期も、相談して決めていきました。
私は進学と就労の両方の選択肢に備えて、いろいろ調べていきました。
それぞれ調べておくと良いと思ったことは、
■進学に備えて
・通常の高等学校の情報
・定時制高校の情報
・通信制の高校の情報
・専門学校の情報
・入学に必要なこと
(不登校の場合はある程度の出席日数が必要だったり、定期考査テストを受けておく必要があったりします)
そこだけは、早めに子どもに情報として伝えておきました。
■就労に備えて
・地域の就労支援施設
・ハローワーク
・地元の社会福祉協議会
たくさん動いて情報を集めた理由は子どもに多くの選択肢を見せるためと、私自身も情報をたくさん持っておくことで、
安心材料になり心の安定につながると思ったからでした。
それぞれ調べておくと良いと思ったことは、
■進学に備えて
・通常の高等学校の情報
・定時制高校の情報
・通信制の高校の情報
・専門学校の情報
・入学に必要なこと
(不登校の場合はある程度の出席日数が必要だったり、定期考査テストを受けておく必要があったりします)
そこだけは、早めに子どもに情報として伝えておきました。
■就労に備えて
・地域の就労支援施設
・ハローワーク
・地元の社会福祉協議会
たくさん動いて情報を集めた理由は子どもに多くの選択肢を見せるためと、私自身も情報をたくさん持っておくことで、
安心材料になり心の安定につながると思ったからでした。
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子どもと共に考えていく
子どもと進路を考え始めるスタート時期として、私は中学3年生の夏休み時期と決めました。
ちょうど3年生になった頃、子どもは「家は退屈だ」という様子が見られるようになりました。
それは自分から動き出すチャンスなので、それならばと家庭学習をスタート。
現在、週に1回のペースで、リラックスできる場所で学習をしています。
入学テストもあるので、どちらも選べる準備として、家庭学習スタートはちょうど良いと考えました。
家庭学習では、好きな数学にチャレンジして、少しずつ自信を取り戻しつつあります。
学校には行けなくても勉強は楽しいようです。
子どもには
「今は家でゆっくり過ごしてていいよ。でも生活のリズムだけは、なるべく整えていこうね。そのうちに、高校へ進学するか、就職して働くかを決めないといけない時期がくるからその時になったら、話し合おうね」
と伝えておきました。
子どもは「うん」とうなずき、理解をしたようでした。
もうすぐ、子どもと進路について話し合う時期がきます。
その時には、進路にはどんな方向があるのかを図解で示そうと思っています。
親子でお互いの気持ちを素直に話しながら、子どもが「ここに行ってみたい!」と自分で決められるようにサポートしたいと考えています。
ちょうど3年生になった頃、子どもは「家は退屈だ」という様子が見られるようになりました。
それは自分から動き出すチャンスなので、それならばと家庭学習をスタート。
現在、週に1回のペースで、リラックスできる場所で学習をしています。
入学テストもあるので、どちらも選べる準備として、家庭学習スタートはちょうど良いと考えました。
家庭学習では、好きな数学にチャレンジして、少しずつ自信を取り戻しつつあります。
学校には行けなくても勉強は楽しいようです。
子どもには
「今は家でゆっくり過ごしてていいよ。でも生活のリズムだけは、なるべく整えていこうね。そのうちに、高校へ進学するか、就職して働くかを決めないといけない時期がくるからその時になったら、話し合おうね」
と伝えておきました。
子どもは「うん」とうなずき、理解をしたようでした。
もうすぐ、子どもと進路について話し合う時期がきます。
その時には、進路にはどんな方向があるのかを図解で示そうと思っています。
親子でお互いの気持ちを素直に話しながら、子どもが「ここに行ってみたい!」と自分で決められるようにサポートしたいと考えています。
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