「◯◯君は、どうして出来ないの?」お友達の率直な質問に私は…

ライター:たっくんママ
「◯◯君は、どうして出来ないの?」お友達の率直な質問に私は…のタイトル画像

発達障害のお子さんは、成長がゆっくりだったり苦手なことがあったり、色々な特性があります。うちの現在小学2年生の息子は、今ではしゃべりすぎる位おしゃべりでしたが、小さい頃は殆ど話せませんでした。保育園で同世代のお友達から聞かれたときに、私が答えていたことについてご紹介します。

「どうして○○君は、○○できないの?」

息子
Upload By たっくんママ
園で同世代のお子さんに何度か言われたこの言葉。

発達障害のお子さんは、成長がゆっくりだったり、苦手なことがあったり、色々な特性があります。

うちの現在小学2年生の息子は、今ではしゃべりすぎるくらいおしゃべりでしたが、小さい頃はほとんど話せませんでした。

「どうして○○君はまだしゃべれないの?」

とても、ストレートな質問ですよね。

はじめは言われると傍にいる私が落ち込んだりもしていました。

子どもはとても敏感で、自分や周りとの違いを色々感じ取ります。

けして悪意のある質問ではなく、自分や周りの子ができていることをどうして○○君はできないんだろう?素朴な疑問で聞いているのだとわかってからは、息子を理解してもらうチャンスだと捉えることにしました。

できないことは、苦手なので練習中だと伝えてみた

「○○は、おしゃべりするのが苦手で、今練習中なんだ

でも沢山話しかけてもらえると上手になるから、沢山話かけてあげてね~」

と答えました。

質問した園児は、少しきょとんとしてましたが、大きくうなずいてくれました。

マザー・テレサも、「愛情の裏返しは憎しみではなくて、無関心です」と言っています。

悪意のある関心は困りますが、関心を持ってくれたということはそれだけ気にかけていて、お友達や味方になってくれる可能性もあるということだと思います。

「どうして、○○君は先に帰るの?」

息子
Upload By たっくんママ
これは、息子が療育のために園を早退する時にかけられた言葉です。

あいまいに濁しても良かったのですが、

「○○(息子の名前)はちょっと苦手なことがあってね、練習しにいっているんだ」

とその時は答えました。

答えるときに私が心がけているのは、落ち着いたトーンで答えるよりも、できるだけ明るく伝えてそれがマイナスではないというよというニュアンスを含めるようにしています。

息子も

「そうなんだ、ぼく練習行ってくるんだ!」

とやや自慢げに答えていました。
児童発達支援とは?サービスや費用、手続きの流れなど【専門家監修】のタイトル画像

児童発達支援とは?サービスや費用、手続きの流れなど【専門家監修】

次ページ「カミングアウトの目的とは」

追加する

バナー画像 バナー画像

年齢別でコラムを探す


同じキーワードでコラムを探す



放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。