こんばんは。
室内を走る子が目に付きはじめたので、デイルームの壁に注意喚起用のポスターを掲示しました。
子どもたちに室内を走って欲しくない理由は、ポスターに書いてある通り「ケガをするから」です。ケガをすれば本人も痛い思いをするし、親御さんも悲しい思いをします。周りのお友達も心配するし、私だって可愛い子どもたちに痛い思いをさせたくないです。
子どもたちが走っていたら「走らない!」ではなく、なぜ走ってはいけないのか、子どもたちにも分かるように伝えています。周りの大人が本質的な部分を理解していないと、罵声だけが飛ぶことになるので。
子どもたちは一時的には従うかもしれませんが、その動機は「怒られる恐怖心」でしかありません。感受性豊かな子の場合、乱暴な言い方をされると過敏に反応し、物凄く傷つく子もいます。言い方には配慮しています。
字が読める子にはポスターを指さして「あれ、なんて書いてあるのかな?」と諭したりすることも。目指しているのは、子どもたちには「室内を歩くことは室内で靴を脱ぐことと同レベルのマナー」として認識してもらうこと。
走っている子がいたら、大人が口を出さずとも子どもたちの間で注意し合えるような雰囲気を作れたらいいなと。そういうことができるポテンシャルの高いお子さまが港教室にはたくさんいます。
子どもたちに室内を走って欲しくない本質的な理由
教室の毎日
21/08/03 00:14