先日、おやつ作りを行いました。
カットした食パン、千切りキャベツ、ツナマヨ、少し焼いたハムを事前に準備。材料を予め用意しておき、子どもたちにはバイキング形式で一人ひとり順番に盛り付けてもらいました(^_^)v
最初に中学生のお兄さんが見本を見せて、それに続いて小学生の子たちが見よう見まねで盛り付けを行いました。
やはり見本があると全然違いますね( ´∀`) みんなとても上手に盛り付けていましたよ(*´∀`)
さてさてそんな港教室ですが、食に関しては少々こだわっているところがあります。こだわると言っても、○○産のお肉を使用しているとか、そういうことではありません。
何かと言うと、ズバリ「好き嫌いなく何でも食べること」です。
港教室には育ち盛りでモリモリ食べる子が多いのですが、その反面、好き嫌いがはっきりしている子もいて、そういう子は嫌いなものには全く手を付けなかったりします。
まぁ、大人でも好き嫌いのひとつやふたつありますから、全然、普通のことなんですけどね( ´∀`)食べられなくても嫌いなんだし仕方ないかと諦めてしまうのが関の山・・・
しかし、港教室は違います。嫌いなものが数ヶ月後には食べられるようになるんです。これ、ホントです。
そもそも子どもたちの嫌いな食べ物って、「食べず嫌い」が大半だと思っています。食べ慣れたものが側にあると、ついついそれだけを食べてしまう。違う食べ物を食べる“きっかけ”が無いだけだと思うんです。あくまで個人的な意見ですが。
食べたことがない→どんな味や食感か分からない→怖い→嫌い→食べたくない(食べたことがない)
こうした「食わず嫌いループ」に陥っているだけだと思うんです。そこで港教室では、このループを断ち切る為ある言葉掛けを行っています。
それが「まずは1(いち)、食べてみようね」です。1(いち)とは、提供された食材に対して1/10の割合を意味します。
例えばサラダが苦手な子がいたら、「1(いち)食べようね」と促します。子どものサラダの分量からすれば、一口食べれば1(いち)に達します。裏を返せば「全部食べなくてもいいよ。一口でも食べればOKだよ」となります。
「完食しなきゃ遊べないからね!」
or
「一口でも食べればOK!」
子どもたちにとって、どちらが前向きに取り組めるのかは明白ですよね?
事実、この声掛けでサラダを全く食べられなかった子が2ヶ月後には食べられるようになりましたし(おかわりまでするように!)、白米しか食べられなかった子が、焼きそばやカレーなども食べられるようになりました。
食わず嫌いの子が苦手な食べ物を食べる“きっかけ”になる言葉、それが「1(いち)食べてみようね」なのです。
大人は自分できっかけを作れますが、子どもは難しいこともあります。でも、きっかけさえあれば変われると信じています。
こんな風に港教室は子どもたちの食の可能性を広げるお手伝いをしています。
好き嫌いを克服できる魔法の言葉掛け!?
教室の毎日
19/12/05 09:11