港教室にはHくんという只今急成長中の男の子がいるのですが、小学1年生ということもありイタズラも目下急成長中なのであります(о´∀`о)
おやつの時間中はブロックで遊ばないルールなのですが、彼ときたら職員の目を盗んでブロックの入っている箱をズルズルと引っ張ってきて、気づくと「ガシャーン!」と盛大にブロックをぶちまけてくれます(*´ω`*)
もちろん事前に注意は促すのですが、なかなかどうしてダメと言われると余計やってしまいたくなるのが人間ですね。こういう時には「Hくん、まだおやつを食べているお友達がいるからブロックは食べ終わってから遊ぼうね」と声かけをします。
これくらいのことなら大目に見たいと思うのですが、中には時々目に余る行動もある訳で・・・
それがハンドソープ(プッシュ型)のノズルを何十回とプッシュし、大量の泡で手を洗うこと(  ̄▽ ̄)
普通は1回、多くて2回が妥当だと思っていますので、Hくんの行動は明らかに度を越しています。
彼からすれば面白半分なのでしょうが、これをやられては港教室のハンドソープが幾つあっても足りません。大赤字です。そもそも皆の共有物ですので、大事に使ってもらいたい訳で。
でも、これって所詮は大人のエゴ。彼にとってはおもちゃでしかないのかも・・・そんな風に考えた結果、港教室では彼のこの行動に対してこんな関わり方をしています。
ハンドソープを使おうとするHくんに対して「Hくん、1(いち)だよ」と声かけします。
10まで数えられるHくん。彼の中で「1」という数字は生まれて初めて認識した数字でしょうし、最も分かりやすい数字であることは間違いない。
いざ、行動を起こそうという瞬間に「1」を意識させることで「プッシュ1回」という行動に繋げています。
「Hくん、1(いち)だよ」と声かけすると、いつも何かに気づいたように落ち着いて1プッシュで止まるHくんがいます。
場面に応じた声かけを丁寧に行っている港教室。こうした日々の積み重ねが子どもたちの成長に繋がると信じています。
目に余る行動をやめさせる為の方法のひとつ
教室の毎日
19/12/05 20:58