個別療育の時間では、工作の課題を取り入れているお子さんもいます。
目と手を使う、手先を使う、見本を観察することが主なねらいです。
また、必要な材料のやりとりでは、「〇〇ください」「どうぞ」「ありがとう」などの
言葉を多く表出できるよう促しています。
☆トンボは、胴体、両眼、羽根2枚のパーツで作ります。
「これとおなじように作ってください」と見本をみせると、目を胴体のどの部分に貼るのか、2枚の羽根を胴体にどのように合わせて貼るのか考えながら取り組んでいます。
これは見本を観察して、同じように構成をする課題ですが、苦手な子は「どうやるの?」と見本をよく見る前に聞くことがあります。まず、どうやるのか質問できたことを称賛し、どこが分からないのか相手に伝えるやりとりの経験を積み、自信を持って取り組めるよう援助しています。この課題はパズル、手芸、プラモデルなどの趣味に発展させることもできます。
☆きのこは、丸の形を意識して塗りつぶし、穴に毛糸を通します。毛糸を通す穴をよく確認して、左右の指先を操作する作業はとても難しいですが、諦めずに挑戦する姿はとても素敵です。
今後も季節を感じられる作品を考えていきます。
秋の工作【児童発達】
教室の毎日
24/11/14 09:42