今回は集団トレーニングのテーマは「服装」です。
近い将来に一人で生活するであろう中高生へ向けて、3つのブースを作りました。
1つめは「干す」です。
濡れた洗濯物を用意し、シワを伸ばしてからハンガーをかける練習を行いました。
ハンガーのかけ方も首からかけるのではなく、下から入れる実践をしました。
子どもたちには「なんでその方がいいと思う?」などと適宜問いかけを行いました。
「うーん、わからない」
「首の所が伸びちゃうから?」
などと、色々な反応が見られました。
2つ目は「畳む」です。
干し終わった洗濯物を、指定の箱に入る大きさになるよう畳む練習です。
これは普段から家でやっている子と、あまり触れてきていない子の差が如実に出ていました。
分からない子は他生の畳み方を模倣しながら練習しました。
家庭によって畳み方は様々だと思いますが、良い経験になったのではないでしょうか。
3つ目は「コートをかける」です。
自分が着て来たアウターをハンガーにかける練習です。
実は結構、バランスよくかけることができなかったり、ハンガーから落ちそうなかけ方をする子が多いのです。
こちらも左右のバランスと、前を留めると落ちにくくなることを実践練習しました。
子どもたちの感想を聞くと
「意外と難しい」
「畳むの面倒だった」
など正直な意見が挙がりました。
面倒なことを家の人が毎日やってくれていることを伝えました。
実際に本物に触れ、実践する練習が一番身に付きますし、子どもたちの集中力も上がります。
テーマによって様々な体験が提供できるよう思案していきたいと思います。
集団トレーニング:服装
集団トレーニング
23/02/17 12:03