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【TODAY東和田】扱われるように振る舞う

教室の毎日
閲覧いただきありがとうございます。




今日は、読んだ本からちょっと気になった話題です。

佐々木正美先生をご存じでしょうか。日本の集団療育では広く取り入れられてきたTEACCH(ティーチ)というアプローチ方法を日本に取れいてこられた先駆者のおひとりです。

佐々木先生の書かれる本は、専門的な本ばかりではなく保護者のみなさんに向けられた本もあります。その1つ「この子はこの子のままでいいと思える本」から少しだけ内容に触れます。




叱ってばかりいて嫌になるという保護者からのご相談が書かれた章があります。

叱る事って、本当は親だっていやですよね・・・・

この本では、

「叱ってばかりいるうちは、叱られてばかりいる子でいる」

子が変わってくれないかと親は思っているけれど、先に変われるのは親。というような事がかかれた章があります。

本全体が、温かみのある言葉で書かれていて、親として諭されるような、涙がでるようなそんな本です。

定型発達、軽度の発達障害のお子さんの保護者に良い本だと、個人的には思います。




大人では「地位が人を作る」、「役が人を育てる」などといいますね。

お子さんや、知的な障害を持つ大人・お子さんについても同じことがいえると感じる事があります。

お子さんに「もうお姉ちゃんだから(お兄ちゃんだから)」という必要は全くありません。対する人の行動や態度、用意する服や持ち物。こうしたものがお子さんたちのふるまいに影響を与えるなと感じる事があります。




少しの役割をお願いし、任せて見守る。

見守るってとても大変です。

でも、お子さんにとって、わかりやすい、やりやすい環境や道具をそろえ、お子さんが自分でするを見守る。そうするとお子さんも、自分は出来るんだ!って気づいて伸びていく。こう感じる事があります。

これは、モンッテソーリーの考え方にも通じますね。

”人は扱われるように振る舞う”

ちょっと、気に留めてお子さんへの接し方を考えてみませんか?




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